農業土木科2年 土地家屋調査士の仕事について

12月16日(木)農業土木科2年生を対象に、社会人講師として岡山県土地家屋調査士会の方々8名にお越しいただき、土地家屋調査士の仕事について教えていただきました。

あまり聞き馴染みのない仕事ですが土地家屋調査士とは、地図に沿って正確に測量や調査を行い、土地の境界をはっきりさせ登録するのが主な役割です。

実際に外へ出て学校周辺の境界点を探したりしました。普段何気なく歩く道にも、様々な印があり、そこでの生活のために工夫して建てられた建物があることなど、知らないことがたくさんありました。また資格を取るためのアドバイスや、実際にお仕事をされての経験談についても教えて下さいました。

高農の卒業生の方も来られており、生徒にとってはとても身近に感じることができたのではないでしょうか?今日のお話が聞けたことは、将来の選択肢の一つになることでしょう。岡山県土地家屋調査士会の皆様、ありがとうございました!!!

 

日本畜産(株)より来ていただきました 番外編「教室に何かいる」

広島県福山市の日本畜産(株)より社会人講師として2名来ていただきました。そのうちお一人は本校、畜産科学科中家畜(養豚)の卒業生です。

動画で養豚場の様子を見学しながら管理や経営についての話をお聞きしました。生徒たちもメモを取りながら貴重な話に耳を傾けていました。

動画の最後に教室にいたある物に注目してみました。

指導教諭の公開授業を行いました!

【校長室便りR3-29】11月30日(火)、Web会議システムを用いた指導教諭の公開授業を行い、県下の農業高校の先生方がオンラインで参観して研修を行いました。

この日、授業公開を行ったのは、畜産科学科2年生の「動物バイオテクノロジー」(指導教諭:藤井 徹先生)の授業で、テーマは『解剖実験による、ブタの腎臓の機能の観察』です。

使用したブタの腎臓は、事前に岡山県食肉センターから入手したもので、藤井先生の説明を聞いた後、白手袋をはめていよいよ解剖実験。生徒たちは、つまようじで目印をつけながら、「腎動脈」「腎静脈」「輸尿管」を見極めながら観察していました。

次に、注射器とガラス管・ゴム管を使い、墨汁を薄めた液を「腎動脈」にゆっくりと注入すると、腎臓の中の動脈を墨汁が通っていくのを確認することができました。「皮質」と「髄質」の違いについて説明を受け、「なるほど」とうなずく生徒たち。最後は、「皮質」を薄く切り取って、顕微鏡で観察しました。

先生方の協力により、ビデオカメラで授業風景をWeb配信。私も一部、校長室から授業参観させていただきました。

生徒たちの専門学習に対する目の輝きと、自分たちで確認しながら学ぶ「リアルの学び」の様子に感動しました。

乳牛の手搾りやってみた!!

みなさんこんちは、畜産科学科大家畜(牛)です

今日は牛舎での搾乳の様子です。毎日早朝と夕方、1日2回搾乳は行いますがその際牛乳に異常がないかの確認に手で数回絞ります。異常がなければその後機械で搾乳します機械は人が乳頭に取り付けますが、その後は牛乳が出なくなると自動で離脱され柵も開いて牛は自分で出てゆきます。すごいですね、せいとも慣れた手付きで作業をこなしています

ブドウジャムづくり

果樹専攻では収穫した様々な果実のうち、出荷できない果実を加工用として貯蔵しておき、ジャム等に加工して利用しています。この日は、ピオーネを使ったジャム作りを専攻生で行いました。作り方は簡単で、房から外したブドウを水洗いし、鍋に入れて砂糖を加えて煮詰めるだけです。専攻生にとってブドウジャムは珍しいようで、それぞれ持参した瓶に詰めて持ち帰って試食しました。

まだまだトマトの収穫

「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれるトマト。農業科学科野菜専攻では寒くなりましたが、加温した水耕栽培のハウス内でまだまだ収穫中です。

ミニトマト、中玉トマト、大玉トマト 実習でひとつひとつ丁寧に袋詰めします。

シクラメン見頃になりました

 園芸科学科の4号温室では、草花専攻生が6月から丹念に手入れを続けてい300鉢以上のシクラメンが見頃を迎えています。今後、校内外で販売を行う予定です。

5号鉢で一鉢800円で販売しますので、購入希望の方は草花担当に連絡の上、ご来校ください。

農業土木科1年 令和3年度校内測量大会

11月29日、30日に農業土木科1年生を対象に校内測量大会を開催しました。

ルールは水準測量で1チーム3人編成。出発点をスタートし、中間点を経由し、到着点までを往復し高低差を測量します。外業30分、内業20分以内とし誤差の少ないチームが上位となります。

入学してから毎週のようにやってきた水準測量。仲間たちと協力して誤差0ミリの達成感も味わいました。時にはやり方を間違え、ふりだしに戻る辛さも経験し、野帳計算が合わず何度も電卓をはじくこともありました。

そのたびにお互いに励まし合い、仲間同士で教えあう姿は本当に素晴らしく、1Eのクラスの良い持ち味だなと思います。

今回どのチームも本当によく頑張りました。指導講評では例年にはない高いレベルの大会っだったと褒めて頂きました。日頃の成果を十分に発揮できた人も、悔しい結果となってしまった人もいますが、次に繋がる素晴らしい大会になったと思います!!!

本当によく頑張りました!!!これからもより精度の高い測量ができるように頑張ります。

「高農くすのきカンパニー(あかなす部門)」から委託基金の返還と返礼品をいただきました!

【校長室便りR3-28】11月19日(金)。農業の6次産業化の実践的な学習を行っている、本校の模擬会社「高農くすのきカンパニー(あかなす部門)」の生徒たちが今年度の収支決算を行い、委託基金の返還とともに返礼品の野菜を届けてくれました。

この日、校長室を訪ねてくれたのは、会社代表の難波君と、企画販売部長の三宅君の2人。返礼品として自分たちが育てた「ホウレンソウ」に、『ほうれん草おにぎり』のレシピを添えて届けてくれました。

彼らの模擬会社が販売している『高農のA果実 完熟トマトスイーツゼリー』は、本校の農業科学科農産流通専攻生たちが育てたミニトマト「アイコ」を完熟で収穫し、ひとつひとつ手作業で丁寧に皮をむき、さわやかなシラップに漬け、製造業者に委託してスイーツゼリーとして製品化したもの。絶品です!

生徒の皆さんは、購買でいつでも買うことができます。地域の皆さんには、水曜日の放課後に開催している「高農マルシェ」で販売していますので、是非ともご賞味くださいませ!