今日の園芸科学科その4

★明日から7月になります。野菜や果物も収穫の時期が近づいてきました。収穫に向けてそれぞれの作業を頑張っています!

〈草花専攻〉

アサガオの水やりの様子です。暑くなり水やりも大変になってきましたが、来月末には青系や紺系の花を咲かせます。ツルが自分の身長より高く育っていました!

〈セラピー専攻〉

雨戸の補修をしている様子です。今ある資材を有効活用して直していました。トマトやメロンも順調に育っています。

〈果樹専攻〉

ブドウの袋掛けと酸性水を散布している様子です。袋掛けは高妻という品種で、この日は150房ほどに掛けていました。酸性水の散布はアレキとシャインマスカットの房や葉などに行っていました。病気の予防効果を期待して行っているそうです。4リットル酸性水が入った噴霧器は、実際に肩にかけてみるととても重くて大変そうでした!!

★自分たちが作った果物や野菜がたくさんの人に買ってもらえるといいなと思いました。

撮影・文章:佐藤,信久

6月第4週(今週の高松農④)

【校長室便りR3-9】6月21~25日。今週は、教育実習の先生が来られました。体育の富塚先生(育英大学)、農業の林先生(岡山大学)と河本先生(近畿大学)の3名が、コロナの影響のため1週間のみの実習でしたが、授業見学や研究授業、ホームルーム運営の実習を行いました。

また、農業科学科では、近隣の加茂小学校から2年生の子どもたちが交流学習で来校し、3年生の野菜専攻生たちがトマトの収穫などをやさしく教えていました。

農場の西門への通路では、園芸科学科1年生たちが牛舎北側の花壇を整備してくれていたので、何の花を植えているのか尋ねると、「『サルビア』と『ガザニア』です。」と、明るく笑顔で応えてくれました。今週も暑い中でしたが、どの学科の生徒たちも真剣に実習に励んでくれていました。

音楽室からは、『三線』の音が聞こえてきました。今年の1年生の芸術「音楽」専攻生は、和楽器の学習で『三線』に挑戦しています。

今日の園芸科学科その3

今日は授業開始後急に豪雨になり、慌ただしい始まりとなりました。さあ、今日も各専攻ごとの内容を紹介していきたいと思います。

〈草花専攻〉

ホウセンカ(赤)の色を出して、布に染み込ませている様子です。課題研究の題材として染色を研究している人が試行錯誤していました。

園芸ゾーンの入り口に咲くヒマワリが2m近くにも成長し大きな花を咲かせていました。前に見た時よりもとても背が高くなっていたので驚きました!!

〈セラピー専攻〉

メロンの下葉取りとメロンに掛けるフックの準備をしている様子です。このメロンの品種は、アールスナイト夏系2号です。かなり大きくなっていたので、出来上がるのが楽しみです!

〈果樹専攻〉

梨は袋掛けや生育調査をしていました。ノギスを使って果実の大きさを測っていました。ブドウの摘粒は、内向き果や上向き果、下向き果を取ります。粒の大きさはほとんど変わらないので完成形をイメージしながら形を整えていかなければなりません。何度やっても難しいと感じます。でも粒もとても大きくなり収穫が楽しみです。

気温が高い日が続く中、みんな一生懸命植物の管理をしていました。

撮影・文章:佐藤、信久

祝!農業クラブ「プロジェクト発表県大会」3分野で最優秀賞を受賞!

【校長室便りR3-8】6月18日(金) 農業クラブ「プロジェクト発表」岡山県大会が本校を会場に開催されました。

新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言の中での開催のため、参加チームが事前に発表を録画したDVDと共に研究の記録書類を提出し、大会当日には審査員のみが集まって審査するという、初めての方式で行いました。
各校の生徒たちは、DVDへの録画のため、カメラを前にした発表には違和感もあったことでしょう。また、会場に集まっての大会参加とならず、他校の仲間たちとの切磋琢磨の機会としては物足りないものだったかもしれません。
しかしながら、昨年は大会そのものが中止となり、今年こそは『何とか工夫して実施する』ことを目標に、検討し工夫した末の大会開催でした。
出場した各校の生徒たちの研究には、どれもPDCA(Plan Do Check Action)の具体的なプロセスが見られ、まさにPBL(Project Based Learning)の学びの深化が感じられる素晴らしいものばかりでした。
審査の結果は次のとおり。実施3分野で見事、本校の生徒たちの研究が最優秀賞を獲得しました。この3チームは、8月に鳥取県で開催される中国ブロック大会で全国大会(兵庫大会)出場を目指します。
◎分野Ⅰ類:[生産・流通・経営]
最優秀賞「『デザイナーエッグ』の開発~ケール・黒大豆給与による高付加価値卵生産への挑戦~」(高松農業高校・畜産科学科3年 藤川さん ほか5名)
◎分野Ⅱ類:[開発・保全・創造]
最優秀賞「FKプロジェクトでSDGsに挑戦~ふすま麹で世界を救う~」(高松農業高校・畜産科学科2年 筒井さん ほか6名)
◎分野Ⅲ類:[ヒューマンサービス]
最優秀賞「エフカ・ド・カフェ~シーズンⅦ~」(高松農業高校・食品科学科3年 植田さん ほか9名)

 

 

令和3年度 先輩を囲む会(農業土木科)

  先輩を囲む会を行いました。本校を卒業し、各方面で活躍されている卒業生を招いて、科別に講演をしていただき、3年生の卒業後の進路に対する意識を高めることが目的の会です。新型コロナウイルス感染症対策により、残念ながら卒業生の方と対面して直接お話をお聞きすることができないため、別室よりリモートにて教室と繋いでの会となりました。
農業土木科は、3名の卒業生の方がお越しくださいました。母校後輩への熱い思いは強く、当初予定では収まらないため、時間を延長し充実した会にすることができました。仕事内容から心構え、苦労話から1日の生活時間、高校時代のエピソードまで、経験に基づいたさまざまなお話をお聞きすることができました。質疑応答の場面では、多数の生徒が積極的に挙手して質問し、更に具体的な事をお聞きすることができました。
これから本格的に始まる進路決定に向けた取り組みを前に、良い刺激を受けることができました。

講師の卒業生

S62年度卒

岡山県庁(美作県民局)

大場 様

S62年度卒

(株)佐藤管材工業

中溝 様

 

H26年度卒

日本インフラマネジメント(株)

神原 様

関連情報:過去5年の主な進路先(農業土木科)
就職
岡山県庁(土木職)/高梁市役所(土木職)/
岡山県土地改良事業団体連合会/
児島湾土地改良区/(共組)倉敷市管事業協会/
西日本高速道路(株)[NEXCO西日本本社]
西日本高速道路エンジニアリング中国(株)
西日本高速道路メンテナンス中国(株)
東亜道路工業(株)/(株)三幸工務店
内海建設コンサルタント(株)
西部技術コンサルタント(株)
新光技術開発(株)/ 目黒建設(株)
(株)佐藤管材工業 / 岩水開発(株)
日本郵便(株)中国支社
岡山県警 / 陸上自衛隊

進学
広島工業大学 / 日本体育大学 / 国士館大学 /
山梨学院大学 / 育英大学 / 就実大学 /
吉備国際大学
近畿測量専門学校 / 岡山科学技術専門学校 /
岡山情報ビジネス学院 / 専門学校ビーマックス

6月第3週(今週の高松農③)

【校長室便りR3-7】6月14~18日。今週も暑い中、生徒たちは授業に実習によく頑張ってくれていました。農場では、田植えも始まりました。農業科学科では、新鮮野菜の収穫で毎日忙しい日々です。園芸科学では、「園芸装飾技能士」資格試験に向けた学習が始まっていました。畜産科学科では、乳牛や豚の給餌管理、毎日のとれたて卵の集卵・選卵作業に。農業土木科の3年生は、購買前の通路修復工事のための敷石コンクリートの製作に取り組んでいました。食品科学科では、1年生がコロナ対応のため2班に分かれて、ビスケットの製造と、試薬調整の基礎学習に真剣な表情で取り組んでいました。

さあ、1学期の授業も残り2週間。1学期末試験は7月5日(月)から始まります。

農業土木科1年 水準測量練習中!!

最初はひたすら据え付け練習や、標尺の読み取りの練習をしていた1年生も、6月からちょっと本格的に水準測量がはじまり、園芸科学科のハウス周辺をぐるりと一周しています。スタート地点からどんどん前に進み、最終的にスタート地点に戻り、誤差ができるだけ少なくなるよう測量します。

いざやってみると、ミス連発!標尺を読み間違えたり、レベルを水平に据え忘れたり、野帳の書き間違いなどなど…なかなか前に進めず戦していましたが、何回かやると少しずつ早くなり、野帳まで仕上げられる班も出てきました!!

3学期の校内測量大会にむけて、早く、正確な測量ができるように、仲間と協力しながらしっかりと練習を重ねていきます!!!がんばれ一年生!!!

6月第2週(今週の高松農②)

【校長室便りR3-4】6月11日は暦上の「入梅」。今年は5月半ばに「梅雨入り」が報じられましたが、このところ梅雨の晴れ間が続き今週も暑い一週間でした。校内を回って授業をのぞいてみると、生徒たちは暑さに負けず、それぞれ一生懸命に取り組んでくれていました。

1年生は実習服も着慣れてきた様子ですが、専門の授業や実習はいかがでしょうか。3年生の課題研究や実習では、一人一人が黙々と自分の研究や作業に取り組んでいました。さすがです。素晴らしい!

きもちいいブー(豚にブラッシング)❗

みなさんこんにちは、畜産科学科中家畜部(養豚)です。

今日は1年生が初めて豚舎に入っての実習です。

最初は豚舎の中を案内して豚を間近に見学しました、やはり親豚は予想していた以上に大きいようでした。このあとは養豚や実習について少し話を聞いて、いよいよ豚にブラッシングです。最初は少し戸惑いながらもさすが畜産科学科の生徒、次第に慣れて楽しそうにブラッシングしていました。いや、それ以上に豚のほうが気持ちよさそうにしていました。(^o^) ブー

今日の園芸科学科その2

今日の課題研究では、今の暑い時期にしている作業を紹介していきたいと思います。

〈草花専攻〉

マリーゴールドの定植と切り花用ガーデンミックス、コスモスの定植をしている様子です。マリーゴールドは染色をするために植えていました。切り花用ガーデンミックスは、レジンフラワーを作るために植えていました。水が溜まってないと枯れるため深く植えていました。

〈セラピー専攻〉

メロンとトマトの下葉取りの様子です。トマトはフルティカという品種です。通気性をよくするために行っていました。ハウスの中は40度近くありました。とても暑かったのでこまめに水分補給をしました。

〈果樹専攻〉

ブドウのジベレリン処理の二回目モモの袋掛けの様子です。ジベレリン処理の二回目は、果粒を肥大化させるため行います。ブドウの品種はピオーネです。モモの袋掛けでは、大きくて日当たりのよいモモを選んで袋を掛けるようにしています。今年は1500袋ほどかける予定です。甘くておいしい果物ができるのが楽しみです!!

撮影・文章:果樹専攻 佐藤、信久