薄荷(ハッカ)抽出実験第二日目

6/27薄荷地ビール試験醸造を目指して!
(薄荷にこだわった特産物づくり)

和種薄荷は、岡山の在来作物。 5月21日(火)には、吉備土手下麦酒醸造所 西村耕司氏にお越し頂き、2年園芸セラピー専攻生13名が次のような実験を行いました。

①フレッシュなハッカ葉を使った「薄荷真空抽出実験(第二日目)」

写真1:矢掛佐藤農園ハッカ 写真2:高農ハッカ 写真3:生葉10gに計量
写真4・5:真空抽出法で実験 写真6:抽出結果(左:矢掛は時間が短く少しのみ。右:高農ハッカ)

②麦芽200gを使って糖度を高める実験を行いました。

写真7:麦芽  写真8:麦芽の計量  写真9:65℃にキープ
写真10・11:屈折糖度計で糖度の確認  写真12・13・14・15:糖度の上昇

2.生徒の感想
■麦芽実験
・初めて麦芽を使って糖度を上げる実験をしました。アミラーゼが働く65℃を保つ必要がありました。70℃を超えたこともあり、65℃温度を一定に保つのは難しかったです。
・何とか糖度15度を超えましたが、10度を超えてからはなかなか上がりませんでした。最後に飲んだ麦芽は甘すぎてビックリしました。
■真空蒸気抽出法
・(手動で)絶えず真空を保ち、また(蒸気が通る)パイプを冷やし続けることが難しいことでした。3人グループで交代しながら何とかすることができました。
・前回の乾燥ハッカの方がハッカの成分が強く出るのではないかと思いました。
・真空抽出法の最後、(終了時)違うパイプを抜くと逆流するから気をつけて行いました。
・成分の抽出作業は人の手でずっと管を持ち冷やすだけだったりだけど、その作業だけでもすごく大切な作業だと分かりました。
・続ける植物の成分を抽出してパイプを抜いた後、冷やす水にそのパイプを浸けてしまい逆流してしまいました。
■ホップ
・ビールの材料のホップには、様々な種類があり、香りがまったく異なりました。(カスケードホップ(乾燥花)、ザーツホップ(ペレットで)、シトラホップ(ペレットで)

 

初めての耕うん実習

3年生になって選択した農業機械の授業の一環です。生まれて今までトラクタに乗ったことの無い子もいます。この時期のこのタイミングでしか出来ない実習です。牧草収穫後、堆肥を散布しての耕運実習です。牧草地の端での旋回までは、余裕がある顔をしていますが、牧草地の端が近づくにつれて頭の中は旋回のシミュレーションだらけだといっている不安そうな顔つきです。それが終わるとホッとした顔に変わるところがなんとも楽しいひとときでした。多くの生徒達がハンドルをもうすぐ握ります。自動車とトラクタの運転は違うところはありますが、安全運転については同じです。生徒達が生涯事故に遭わないために安全運転教育をしていくぞ。

農業共済組合の新人獣医師研修会(搾乳研修)について

農業共済組合の新人獣医師研修会が本校の百周年記念館を会場に行われました。朝から搾乳機器の構造や整備、乳房炎発生のメカニズムなど研修を行った後に、昼から本校生徒を交えて、自己紹介を兼ねて、3人の方が獣医師の道をなぜ目指したのか体験談を入れながら話してくれました。3年生の生徒達は自分たちの進路と重ね合わせながら聞き入っていました。
放課後は、新人獣医師の先生方に本校の生徒達が先生役で、搾乳について手ほどきをしていきます。搾乳の準備から乳房の拭き方、ミルカーの装着の仕方と搾乳の注意点など先生の顔で新人獣医師の方に教えている姿はさすが3年生の姿でした。この機会を生徒達が自信にして自分たちの進路決定の足しにしてくれればなぁ!!

母豚42号を分娩室に導入しました

皆さんこんにちは、畜産科学科中家畜です。

さて、先週お伝えした母豚42号号(もずく)ですが、分娩予定日の一週間前の5月16日(木)に分娩室に導入(移動)しました。写真を見ると狭い鉄の枠の中に入っていますが、これは、生まれてくる子豚を守るために必要なものです。(母豚は座るとき子豚に気が付かず腹の下敷いて殺してしまうことがあるので、それを防ぐためです) 42号には少し窮屈かもしれませんが我慢してもらいます。

種無し「マスカット」に挑戦

マスカット・オブ・アレキサンドリア種ありが常識。それに挑戦して、無核化「種無し」に3年果樹専攻生が取り組んでいます。

写真:5月20日、ジベレリン処理中の生徒
■7号温室222㎡(マスカット専用温室)

 

ガーデニング講座「高農ブログ版」02

ミント(ハッカ)の殖やし方「水さし」

①元気なミントの枝を確保。
②鋭利な刃物で切る(水切り)。
③節が水に浸かるように容器に入れる。
水の入れ替え
④約10日前後で発根(5月中旬の気温で)。
⑤鉢上げ(土に植える)。

写真1~4: 5月20日撮影、発根したハッカ(ミント)
写真5: 5月8日水差しの実施

ふれあい動物園 開園!

畜産科学科は「春のふれあい市」で毎年恒例の「ふれあい動物園」を開きました。登場したのは、本校で飼育している動物たち。学校を訪問してくださった多くの方々から「さわっていい?」「なんという名前?」「エサは何?」・・・いっぱいの質問を受けました。生徒たちは日ごろ管理している動物なので自信をもって回答。とても楽しいイベントになりました。

わーっ!マウスの実験。

畜産科学科1年生は、専門科目で「動物バイオテクノロジー」を学んでいます。今日は初めての実験用マウスを使っての実験です。元気に動き回るマウスを保定(一定の姿勢を保つ)します。最初は思うように扱えませんでしたが、授業の終盤になるとみんな上手に保定できました。今後授業はどんどん難しくなりますが、動物からいろいろなことを学びたいと思います。

苗の植え付けPoint

ガーデニング講座ブログ版01

5月は雨が少なく、野菜苗花苗等の植え付けはけっこう難しいものです。写真のように、一人ひとりジョーロを持って植え付けます。
①苗物(根鉢)に十分水を吸わせておく、与えておく。
②植え穴を掘ったら、水を(多めに)入れる。・・・このひと手間がPoint
③植える。
④改めて、かん水する。
※乾ききった土は水を吸収しにくい。

写真:ハーブ用茶葉のレモングラスの植え付け。(3年芝人形班がハーブ班の応援でスマートでスピード感のある実習を行った。ハーブ班は県プロジェクト発表会準備。)

1年生がイチゴ(苺)の収穫

科目「農業と環境」
4月27日にはイチゴのランナー採取をした園芸科学科1年生40名が、5月8日イチゴの収穫をしました。試食でき大喜びでした。

■写真1: シンボルゾーンにある「東屋」で授業。
■写真2・3・4:イチゴを紙コップに収穫。
■写真5・6: ランナー採取。