高農『研究発表会』Week④<農業科学科>

令和⑤年1月20日(金)

農業科学科の研究発表会は、1月19日(木)の園芸科学科に引き続き格技場で開催されました。感染症対策を考え、可能な限り間隔を取って椅子を並べ、各所に消毒液を準備しての開催でした。保護者(家族)も事前に申し込みのあった8名に参加いただきました。

各専攻の発表内容・発表順は次の通りです。

どの発表も一年間取り組んできた自分の研究に、最後までこだわりをもってまとめた発表でした。また、発表後の質疑応答の時間には一斉にたくさんの手が挙がり、活発な意見交換が行われました。

全発表が終了した後には、深井農業科学科長の指導講評に続いてクラス担任等で農業科学科に深く関わっている普通教科の先生からもコメントがありました。

発表会終了後、環境農業専攻で『ネギの有機栽培と商品化』に取り組んだ 秋山脩真さん、玉坂泰己さん、生産技術作物専攻で『への字型稲作』に取り組んだ 柴原咲羅さん、長畑柚樹さんの4人がインタビューに答えくれました。

Q 「課題研究」を通して学んだことや感想を教えて下さい。

A
・この一年間の課題研究をとおして、農業(栽培)はとても大変だと身にしみて感じました。「ネギの商品化について取り組みましたが、ネギは長期栽培なので、ずっと同じように手間をかけ続けることの難しさを感じました。発表会では、発表に関して完璧はないと感じました。もっとなにかできるのではないかと常に考えていました。今は最後までやりきって自信を持って卒業できます。(環境農業専攻:秋山脩真さん)

・課題研究では色々なことに取り組みましたが、最終的には一つのことになりました。当初計画とは異なった内容になりましたが、それをまとめられたのは一緒に頑張ってくれた仲間のおかげだと思います。3年間の学習の成果を出し切れたと思います。発表会では、人の前に立つのはとても緊張しましたが、相棒との協力でやりきることができたと思います。(環境農業専攻:玉坂泰己さん)

・私達は「への字型稲作で、農業用ドローンを活用するという研究」に取り組みました。2年生までは農業機械を使う場面は限られていて、手作業中心でした。ここでは、農業用ドローンという農業機械(スマート農業)を活用しての取り組みだったので、実際の農家さんのような機械を使い、機械のコストも考えた農業に取り組むことができました。発表会では、自分が今まで学んできたことをたくさんの人に伝えるようにわかりやすい発表を心がけました。(作物専攻:柴原咲羅さん)

・課題研究で『計画の大切さ』を学びました。お米に関する研究に取り組みましたが、1年に1回しか収穫できないので、田植え・水管理・施肥などしっかりと計画して取り組むことが必要でした。発表会では1年前に先輩の発表を聞いて自分自身が同じようにできるか不安でしたが、しっかりとまとめて発表でき、質問にも答えられたので、とても自信に繋がりました。(作物専攻:長畑柚樹さん)

陸上競技部冬期練習報告

 新年あけましておめでとうございます。陸上競技部です。11月末から始まった冬期練習も気づけば折り返し地点を過ぎ後半に突入しました。今年のテーマは「GET UP」とし学校や競技場だけでなく、近くの坂道や庚申山、さらには砂浜を利用するなど、様々な環境を利用しながら日々切磋琢磨しています。年末には卒業生も練習に参加してくれました。新シーズンが近づいているのでこれからも日々一生懸命練習に取り組んでいきたいと思います。

 最後になりましたが、本年も陸上競技部をよろしくお願いいたします。来シーズンこそはチームの目標である「インターハイで勝負」を実現していこうと思いますので応援よろしくお願いします。

ブドウのせん定作業始まりました

果樹栽培では多くの落葉果樹で冬の間に、その年に伸びた枝を切るせん定作業を行います。この日は1年生の総合実習の時間を利用して12名がブドウのせん定作業と、枝の片付けを行いました。本校のブドウは枝を短く切り戻す短梢せん定で栽培しており、今年伸びた枝の1芽だけを残して枝を切り取ります。生徒たちはせん定バサミを使って、残す芽を確認しながら作業をすすめていきました。作業内容は難しくはなかったようですが、どちらかといえば太い枝を切る握力が足りず苦労していたようです。また、せん定後は切った枝の片付けを全員で行いました。次年度のブドウ栽培の準備が少しずつすすんでいます。これからブドウだけでなく、モモなども順次せん定を行っていく予定です。

高農『研究発表会』Week②<園芸科学科>

令和5年1月19日(木)

 園芸科学科は、感染症対策を考えて本校「格技場」を会場に開催しました。体育科の全面協力の下、格技場に椅子を並べ、スクリーン・ワイヤレスマイクを設置すると簡易ホールの完成です。各所に消毒液を置き、換気も行いながらの開催でした。7名の保護者にも来校いただき(3年生保護者、事前申し込み制)発表を観ていただきました。

 園芸科学科では、果樹・草花・園芸セラピーの3つの専攻別にそれぞれ、1~3名の計18組が発表を行いました。発表後の質疑応答の時間では常に数名の手が大きく挙がり、色々な質問が出され、発表者は一つ一つ丁寧に回答していきました。園芸への熱い思いや意欲を強く感じさせられる発表会でした。

 発表を終えたばかりの2人の3年生にインタビューを行いました。答えてくれた、園芸科学科3年井上琴愛さん・香山笑子さんありがとうございました。

Q. 専門学習の総仕上げとも言える「課題研究」。一年間の取り組みを終え、後輩や保護者の前で発表を終えた感想を教えてください。

A. 一年間を通して「課題を決めて研究する」ということが初めてで、最初は何をしたらよいかと困ったんですけど、前年度の先輩方の研究を参考にしながら取り組みました。大変なこともたくさんありましたが、一緒に取り組む仲間たちと協力しながら良い研究ができて良かったです。今日の研究発表では緊張した中でしたが、大変だったことなども含めてしっかりと伝えられたのでとても良かったです。(香山笑子さん)

 この一年間課題研究を通して、長期休業中も登校して取り組むなど大変なこともあったんですけれど、実習場所の危険個所の改善(自身の課題研究のテーマ)などに取り組んできて、みんなが安全に実習ができるようになって、やりがいをとても感じました。今日の発表では、緊張して早口になった部分もあったけれど、一年間自分がやってきたことを精一杯伝えることができたので、良い研究発表会になりました。(井上琴愛さん) 

 園芸科学科の皆さんお疲れさまでした。2年生はこれから自身の課題研究のスタートです。きっと「あんなことをしてみたい」とか「こんなことができるのではないか?」など胸が高鳴っていることでしょう。

 

高農『研究発表会』Week①<食品科学科>

1月17日(火)・18日(水)

1月第3週、今年も高農『研究発表会』weekがスタートしました。それぞれの学科別に3年生の課題研究を中心に研究発表を行うものです。

まずは、食品科学科が2日間の日程で、岡山県天神山文化プラザを会場に開催しました。食品科学科1年生から3年生まで全員が集まり、3年生の課題研究発表会が行われました。

いつもの学校とは違う会場で、ゆったりとしたホールの壇上で順番に発表。質疑応答では、何人もの人から手が挙がり、活発な意見交換が行われました。
受付や司会進行、そして裏方の音響まですべて生徒の手で行われていました。発表者の皆さん、そして運営担当の皆さんお疲れさまでした。
昼食時間、発表を終えた5人(石原まりんさん・亀井佳奈さん・福武美里さん・坂井彩芽さん・坂川由依さん)から、食品科学科の発表会について聞くことができました。
 『食品科学科では、1人1課題で研究に取り組みました。テーマの設定は、2年生の時に3年生の先輩の発表を聞き、そこから自分自身のテーマを考えていきます。大きくは、食品科学科の専門学習の4本柱となる、【食品化学・製菓製パン・微生物利用・農産加工】に分かれます。それぞれに担当の先生が付いてくださることから、先生への信頼と愛着をもって先生の名前を冠した〇〇班と呼んでいます。課題設定から計画・実施・まとめ・発表と1年間の活動は大変でしたが、高農食品科学科での学習の集大成という意識をもって取り組みました。こうして大きな舞台で発表できて嬉しく思うと共に、是非後輩達に続いてほしいと思っています。私たちはもうすぐ卒業し、それぞれに進路は異なりますが、次の道を切り開くことができ、充実した3年でした。』(石原・亀井・福武・坂井・坂川)

岡山地方新農業経営者クラブ連絡協議会研修大会にて招待発表

令和5年1月17日(火)

畜産科学科2年 秋山咲桜さん、梅井優人さん、太田愛悠さん、奥田花さん、川田大貴さん、阪本こころさん、鈴木真歩さん、田村優依さん、中田涼香さん、福田光希さん、松下さやさん 以上11名は、岡山市のピュアリティまきびで開催された、令和4年度岡山地方新農業経営者クラブ連絡協議会研修大会に高校生プロジェクト発表として招待され研究発表を行いました。1年時からチームで取り組んできた「地域の廃棄資源を養鶏に活用する」取り組みについての研究で、学校農業クラブプロジェクト発表会でも岡山県大会や中国ブロック大会で発表したものです。

これまでの発表では経験のなかった、実際に農業経営を行われている方々を前にしての発表で、とても緊張しましたが、11人が力を合わせて発表しました。

質疑応答では、養鶏場の方からの質問を受けたり、本連絡協議会の会長で本校の先輩でもある阿部慧司様から、時代の担い手であり、後輩でもある私達にエールのお言葉もいただきました。発表後にも色々な方から質問などを受けてとても充実した時間となりました。

農業土木科1年 横断測量に挑戦!

一年生ではレベル、セオドライト、平板の3つの測量技術を習得してきました。3学期は応用編でレベルを使い学校の用水路で横断測量を行いました。

3人一組で協力しながら、変化点と呼ばれる測量すべき点や、川幅や擁壁幅の寸法を測りながら、レベルと巻き尺を使い横断図を書き上げていきました。どこの寸法を読み取らなければいけないのか?どうやったら川底の幅を知ることができるのか?どうやればムダの無い測量ができるのか?それぞれの班でひとつひとつ、やり方を考えながら実習を行いました。

性教育講演会(1学年)

令和5年1月12日(木)

1・2校時に1年生は体育館に集合し「性教育講演会」を行いました。講師に、CAPプロジェクトおかやま 代表理事 山下明美先生にお越しいただき、「安心できる関係のために〜世界でたったひとりのあなたへ〜」との演題でご講演いただきました。最初に登場した「トラの胸の下で子豚が休んでいる」写真に目を奪われ、そこから自分自身が安心できる人・場所などについて考え、性被害を含めて、被害者にも加害者にならない、お互いが安心できる関係について考えるお話でした。

寒い中で体育館で行われた講演会ですが、色々と考える有意義な時間となりました。山下先生ありがとうございました。

三学期始業式③<表彰式・壮行式>

1月10日(火)

始業式に続いて、表彰式と壮行式を行いました。

<表彰式>

□第4回中国高等学校少林寺拳法新人大会 女子単独演武の部 第6位 畜産科学科2年鈴木真歩

□第39回岡山県高等学校写真協議会写真展 コンテスト部門 入選 食品科学科2年長尾佳苗

<壮行式>

□第17回全国高校生パンコンテスト

『手仕込み部門』食品科学科1年竹村彩葉 出場

『カリフォルニアレーズン部門』食品科学科2年鈴木杏奈 出場

入賞した2名、おめでとうございました。

全国パンコンテストの本戦に出場する2人、日頃の学習の成果を発揮して本大会でも頑張ってきてください。

三学期始業式②<始業式>

生徒会・農業クラブ・家庭クラブの新旧役員交代式について、三学期始業式を行いました。

まず、三輪校長先生が2枚のフリップを使い、「新しい年がそれぞれに素晴らしい年となるように」との式辞を述べられました。

続いての校歌静聴では、スピーカーから流れ出す校歌を聞きながら、みんな心のなかで歌いました。

式後の諸連絡では、教務課・生徒課・進路課・保健福利課の各先生方から、新しい年、新しい学期のスタートに向けてのお話がありました。

三学期はあっという間に過ぎていきます。やり残しのないようにしっかりと取り組んでいきましょう。