ニワトリもお引越し

1年生が教科 農業と環境 の学習としてヒナから育てている鶏が成長しそろそろ卵を生みそうになってきたので、採卵鶏用の成鶏舎に移動することとなりました。

捕まえた鶏を抱えて成鶏舎まで運びケージに入れたいのですがなかなか入ってくれません。苦労しながらも楽しい実習のようでした。教室での座学とともに農場での作業を通して鶏の取り扱いや抱き方など基本的な技術を学んでいきます。

9月第3週(今週の高松農⑨)

【校長室便りR3-19】9月13日(月)~17日(金)。9月も3週目に入りました。農場の稲穂も大きく成長し、もち米「ひめのもち」の穂は黄色く熟してきています。園芸科学科の果樹専攻では、ブドウの収穫・販売も始まりました!

授業や実習も本格的に始まり、教室や農場で生徒たちが元気に取り組んでくれています。「家庭総合」の授業では、1・2年生が各クラス毎に夏休みの課題であった『ホームプロジェクト』の発表会を行っていました。

一方、グラウンドでは来週の体育祭に備えて、集合や各競技の練習中です。

今年度の本校の体育祭は9月22日(水)の予定ですが、現在、新型コロナウイルス感染症「まん延防止等重点措置」の適用中のため、残念ながら保護者の方も含めて「非公開」で行います。

どうか、天候に恵まれ、生徒たちにとって思い出に残る体育祭となりますように!

農業土木科1年 測量実習

水準測量の実習を行う生徒たち。標尺を持つ手がこなれてきました!

夏休みに農業クラブの測量競技大会に参加した生徒は、他の生徒達に細かいアドバイスや、困っている人のサポートに回りました。夏休み明けと言うこともあり少し時間がかかってしまいましたが、標尺の読み方や野帳の計算などを思い出しながら集中して取り組みました。

セオドライト測量も頑張っています。

今日の園芸科学科その6

もうすぐ体育祭が近づいてきました。三年生は最後の体育祭なので一生懸命練習しています。今日は涼しかったので作業がしやすい天気でした。今日も課題研究の各専攻での様子を紹介します。

〈草花専攻〉

草花のほ場では、マリーゴールドの収穫をしていました。先週洗っていた羊の毛をマリーゴールドの花の色素で染め、羊毛フェルトを作るそうです。

専攻室ではレジンの試作品を作っていました。先週センニチコウを収穫し、ドライフラワーにしていました。そのドライフラワーを使って商品化に向けて試作品の作製をしていました。かわいいデザインでした。

〈セラピー専攻〉

専攻生4人がガラス温室内できゅうりのネットを張っていました。きゅうりはツルを張るのでネットが必須です。おいしいきゅうりができるのを楽しみにしています!

〈果樹専攻〉

シャインマスカットの糖度を調べていました。見た目はとてもおいしそうな感じでしたが、もう少し糖度が足りないとのことでした。来週くらいには収穫、出荷ができればとのことです。一つの房で上部、中部、下部の粒を調べ大体同じ糖度になると収穫して出荷するそうです。販売されるのが楽しみです!

今日もみんな各専攻場所でそれぞれ作業を頑張ってました。果樹専攻では今週もブドウの収穫、販売が行われる予定で、校内での販売や近隣スーパー等への出荷が行われています。

撮影・文章 佐藤、信久

今日の園芸科学科その5

2学期が始まりました。3年生は進路に向けて大変な時期ですが、課題研究も手を抜かず頑張っています!今日の実習風景を紹介します。

〈草花専攻〉

センニチコウとコリウスを収穫している様子です。収穫後はドライフラワーにするため乾燥させます。右の写真は羊の毛を洗っている様子です。洗った後は羊毛フェルトにするため乾燥して、草花から抽出した溶液で染色して商品にするそうです。

他にも草花苗の用土作りをしている人がいました。右の写真の機械で土を混ぜていました。扇風機を使うと土が舞うため、暑い中での作業を頑張っていました。

〈果樹専攻〉

平山果樹園では、ブドウ班の人が瀬戸ジャイアンツという品種のブドウの生育調査をしていました。病気になっている粒を除き、ノギスで粒の大きさを測っていました。また、ブドウ・ピオーネの糖度検査もしていました。そろそろ収穫のようです。甘くておいしそうでした。

ブドウ・高妻も大きくなっていました。カラーチャートを使って粒の色を調べていました。今年は、粒も肥大しており、着色も良好でとてもおいしそうでした。校内販売も行われていたので、ぜひ食べてほしいです!

夏休みが明けて久しぶりの実習でしたが、果物も順調に育っていたので出荷調整が楽しみです。

撮影・文章 佐藤、信久

農業土木科2年 インターロッキングブロック施工編

教室前の憩いスペースを広げるための施工を農業土木科2年生ですることになりました。1学期に生徒それぞれがデザインをした図案を元に、図面化しました。長さ33m、幅1.6mの面積をインターロッキングブロック施工します。

仕上がりイメージはこのような感じでTAKANO HIGH SCHOOL  2021という文字が入ります。

9月7日。施工部分の土の掘取りを行いました。3人ペアになり、掘る人、土を運び出す人で協力し、任された区画を15㎝〜20㎝掘り下げました。

施工初日ということもあり作業はあまり進んでいませんが、目立つ場所での実習に生徒も緊張感を持って作業をしました。休み時間には、他の生徒たちが廊下や2階、3階から見てくれています!

実習のたびに姿を変え、だんだんと形になってくる様子をこちらでも随時UPしていきたいと思います。生徒の生き生きとした表情も捉えながら、頑張るE科の生徒をぜひ一緒に見守ってください!!!

2学期が始まりました!(今週の高松農⑧)

【校長室便りR3-18】9月7日(火)、2学期が始まり一週間が経ちました。

今日は24節気の一つ「白露(はくろ)」。朝晩はすっかり涼しく過ごしやすくなり、学校農場のあちらこちらで「秋の気配」を感じる頃となりました。

新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言下で始まった2学期も、今週から本格的に授業や実習が始まっています。教室を回ってみると、教卓の前にカメラやクロムブック(情報端末)が設置されるなど、不安で登校できていない生徒たちにも「学び」を届けるため、先生方がいろいろな工夫をしながら授業を行ってくださっていました。

実習の様子を写真や動画で配信するなどの工夫もしてくださっていますが、やっぱり農業の実習は『リアルの学び』が一番。早く誰もが安心して登校し、皆が揃って元気に学べるようになりますように。。。と祈るばかりです。

高農YouTubeチャンネルにも授業の様子をupしていますので、どうぞご覧ください。

7月の果樹園

平山果樹園の最近の様子を紹介します。

夏真っ盛り、そして果樹園の草も伸び盛りとなっています。実習で草刈りも行っていますが、まったく追いつきません。しかし専攻生は皆、だいぶ草刈りが上達してきました。

袋掛けが終わったブドウが早速、何らかの小動物に荒らされていました。まだまだ、果実は酸っぱいですが、袋が掛かったことから何か食べ物があると思ったようです。すぐに電気柵を周囲に設置して対策しました。

今年は7月16日からモモの収穫が始まりましたが、長雨の影響で袋の中で落果したモモや渋みのあるモモが多く、過去最低の収穫量となってしまいました。校内での販売や近隣スーパー等への出荷もわずかな量になってしまいましたが、収穫できたモモはサイズの大きなものばかりでした。

測量競技大会に参加してきました!

 

岡山県学校農業クラブの測量競技大会が7月29日に平板の部、8月3日に水準の部とセオドライトの部が行われました。県下の農業高校で測量を学ぶ仲間たちが集まり日頃の練習の成果を発揮し、その実力を競い合いました。

結果は・・・平板測量の部は高農より2チームがエントリー。全体で5チーム出場の中、3年生チームが優秀賞という結果になりました。本当は最優秀賞を狙い、全国大会出場を目指していただけに悔しい結果となってしまいましたが、これまでに費やした時間は間違いなく、たくさんのものを得ていると思います。

続いてセオドライトの部。高農より2チームがエントリー。全体で6チームが出場の中、こちらも3年生チームが優秀賞でした。1㎜の誤差で最優秀賞を逃してしまい、こちらも悔しい結果となってしまいましたが、これまで頑張ってきた時間はとても充実していたのではないでしょうか。

最後に水準の部。高農より2チームがエントリー。全体で11チームが出場しましたが、こちらは結果を残すことができませんでした。水準の部では1年生チームが参加しました。チャンスはまだあります。次に向かってしっかりと経験を重ね、結果を残せるよう頑張って欲しいなと思います。

選手の皆さん、本当によく頑張りました!!!