果樹園、今日は栗です!

ブドウの収穫、販売に追われた日もそろそろ終わりを迎えそうな今日この頃、果樹専攻2年生が本日の実習で栗の収穫を行いました。

平山の果樹園には3本の栗の木が植えられており、どれも収穫期を迎えています。

果樹専攻2年生13名のうち、栗拾いの経験がある人はおらず、皆初めての経験となりました。説明を聞いたのち、トゲに注意しながら丁寧に収穫を行っていました。

この日は、30分ほどの時間で約3kgの栗を収穫しました。今年は小ぶりなサイズのものが多かったです。生徒にとって栗といえば栗ご飯が一番身近なようでした。

農業科学科(作物専攻)稲作編 モチ米の刈取準備

いよいよ今週から稲刈りがスタートします!

1年生の総合実習でモチ米の手刈り実習を行うため穀物乾燥場所を設営していきます。

モチ米は機械を使わず乾燥させるため、ブロックとポールを使い組み立てていきます。

刈取り準備が終わった後は稲刈り後に使用する機械の安全講習を行いました。

収穫から販売まで消費者のもとに届くまでの流れを再確認しながら機械の仕組みを勉強していきます。

農業科学科(作物専攻)畑作編 ハクサイ・レタス定植 ダイコン播種

以前播種(はしゅ:種まき)したハクサイ・レタスも大きくなり定植(ていしょく:苗を畑に植えること)の時期を迎えました。

ハクサイ・レタスの播種はこちら←

作物専攻では稲刈りが終了してから12月の間は畑の野菜を管理していきます。

 

○ハクサイ

・株間40cm×条間40cm

○レタス

・株間30cm×条間30cm

○ダイコン

・株間30cm×条間30cm

 

メジャーや移植ごてを使い植え付け場所を測っていきます。

アブラナ科であるハクサイはモンシロチョウの飛来によるアオムシの食害が商品価値を下げてしまうため防虫ネットと不織布で多います。

11月の収穫が楽しみです!

「鶉(ウズラ)の卵の人工孵化(ふか)」観察

【校長室便りR2-22】畜産科学科1年生のホームルームを訪ねてみると、8月下旬から「鶉(ウズラ)の卵の人工孵化(ふか)」の観察を行っていました。

生徒たちも、授業に来られた先生方も、毎日観察を続け...

いよいよ誕生!生命の誕生の瞬間に初めて立ち会う生徒も多かったのでは?

私が授業見学で教室を訪ねたこの日も、まさに殻を破り、生まれ出て来ようとするヒナを見ることができました。

ヒナが孵化(ふか)する直前には、卵の殻を内側からくちばしでつつく音が聞こえる(※「嘴(はし)うち」と言う)そうですが、生徒たちはこうした「生命」を感じながら、これからどんどん専門的に学ぶ「畜産」への興味関心を深めていってくれることでしょう!

『啐啄同時(そったくどうじ)』の言葉を心の中で思いながら教室を後にしました。

「校内模擬共進会」を開催しました!

【校長室便りR2-20】9月20日(日)大家畜専攻生が「模擬共進会」に挑みました。

コロナの影響で県の共進会や全国大会が中止となり、平素の学びの先にあった目標を失った生徒たち。それでも、何とか本物の共進会をと、3年生の生徒たちと先生方がが工夫して企画し、関係者の協力により実現しました。

審査長には、卒業生で (株)Farm Luckyhon を経営されている吉本氏、そして来賓としておかやま酪農業協同組合の本城部長様がお力を貸してくださいました。

「共進会」では、10月末に宮崎県で予定されていた「全国ホルスタイン共進会」への出品を目指していた8頭を審査。チャンピオンに輝いた牛には、生徒たち自家製の「ブルーリボン」を授与しました。

続いて行われた「リードマンコンテスト」には、2・3年生が出場し、吉本氏から、牛の扱い方やその牛の良さを引き立てるリードの仕方を伝授していただきました。

秋晴れの元、生徒たちにとって忘れられない学びの場になったことでしょう。また、保護者の方々もたくさん来てくださっており、生徒たちが真剣に牛に向き合う逞しい姿を見ていただくことができ、これまた有意義な一日になりました!

農業科学科(作物専攻)稲作編 タマネギ播種

6月の収穫に向け9月の中旬ごろからタマネギの播種(はしゅ:種を播くこと)を行います。

作物専攻では田植え前に収穫を行うため、中晩生の品種を播きます。

①種まき用培土に水を含ませしっかりと混ぜる

②土をセルトレイに移し広げる

③②の土の上からさらに土を盛り、押し入れる

④余分な土を擦切る

⑤④のセルトレイに棒で播種穴を開ける

⑥セルトレイに1粒播きする

⑦バーミキュライトで覆土(ふくど:播種後に上から土を被せること)

⑧底面と上から潅水(かんすい:水やり)する

潅水後は温度を保つためシートをかけ保温します。

芽が出るまで約1週間から10日かかります。

芽が出るまでドキドキです!

ブドウ販売実習その2

8月下旬から校内での販売を始めたブドウも、黒系のピオーネや高妻、ベリーAの収穫が終わりました。収穫前に長く高温が続いたせいか、果粒の軟化がはやく例年よりもはやい販売終了となりました。つづいて、今週からは、緑系のブドウの収穫、販売が始まりました。黒系ブドウとはまた異なる味わいと香りがあり、黒系ブドウ以上に生徒に人気です。

岡山県を代表するブドウの一つです。種はありますが、香りと風味がとても良いブドウです。

近年人気のシャインマスカットです。種がなく甘い果粒は食べやすく、皮も一緒に食べることもできます。

この日用意した60パックもあっという間に売り切れ、販売した果樹専攻の生徒も自信を深めたようです。

農業科学科(作物専攻)稲作編 にこまるの実肥散布&黒もちの穂刈り

朝も涼しくなり、実習も快適に行える気温になりました。

学校で栽培しているお米も収穫までもう少しといったところです。

その中でも「にこまる」という品種は、全国お米甲子園で何度も入賞した品種でもあります。今年も食味をよくするため最後の実肥(みごえ:肥料成分により食味をよくする)を散布し、食味向上を目指します!

まず、ライスセンターの中で散布する肥料名や散布量を確認し班に分かれて散布を行います。

各班、散布量と面積を確認し散布にかかります。

最初はうまく散布できない生徒も往復して帰るころには、うまく散できるようになりました。

散布後は、黒もちの穂刈りを行いました。

黒もちの穂は赤黒く見た目はとてもきれいです。作物専攻の新たな商品作りとして栽培をしています。

刈取った穂は、不要なワラを落としてから天日干しにします。