農業科学科(作物専攻)畑作編 スイカの観察

「空中栽培」で栽培しているスイカも大きくなり収穫まであとわずかとなりました。

スイカの定植 スイカの管理part1 part2

地面に付いているスイカは、接地部分に水が溜り腐りの原因になるためもみ殻を詰めたネットを座布団代わりにしています。

空中にぶら下がっているスイカは可能なら地面におろしたり、ネットに包み空中で釣り上げたりして管理しています。

できるだけ早くおろすor釣り上げるを判断します。大きくなってからだと誘引が難しく、ツルへの負担になります。

あと、何日で収穫になるでしょうか!今年は晴れと雨のバランスが良いため早い収穫になりそうです。

農業科学科(作物専攻)畑作編 サツマイモの補植

今日は1年生でサツマイモ苗の補植(ほしょく:欠株や空いた場所に苗を植えること)をしました。

補植の前に株元の雑草を抜き取り、苗の状態を確認します。

生育の良い苗の先端を約20㎝切り取り補植用の苗を確保します。

この時、先端の芽がどこにあるのか理解することが大切です。

苗になるツルの下葉を取り、斜めに植え付けます。

芽の先端が土から少し出るように植え付けます。

植え付け後は水の給水をよくするためマルチの上から土を押さえます。

自分たちの張ったマルチの圃場で続けて実習ができました。

サツマイモもうまく育つといいですね!

農業科学科(有機専攻) アイガモ農法

本年度も高松農業高校に15羽のアイガモがやってきました。

有機専攻では、「アイガモ農法」に取り組んでいます。

1年生全員で手植えで田植えを行った、有機無農薬水田での取り組みです。

防獣杭を打ち防獣ネット張るといった、アイガモを放す準備は1年生と有機専攻の2年生の実習で行いました。

アイガモを放す準備の終えた田んぼに、有機専攻の3年生のがアイガモを放しました。初めてふれるアイガモは想像以上に温かく元気がよくて、びっくりしたといu様子で田んぼに放していました。

アイガモ農法では、アイガモが雑草を食べることによる除草効果や、アイガモが動き回ることによる防草効果、さらにアイガモのフンなどが肥料として働き元気な稲が育つといった、化学肥料や農薬が一切使えない有機無農薬栽培では無くてはならない効果があります。

そして何より、田んぼを泳いでいるアイガモは愛らしく、眺めていて心が癒されます。

アイガモたちが働きで元気のよい稲が育ち、おいしいお米が収穫できることを期待しています。

今後の稲の生長や、田んぼの様子を注意深く観察し、見守っていきましょう。

 

農業科学科(作物専攻)畑作編 ダイズ播種

今日は1年生の総合実習でダイズを播種しました。

まず、畝をレーキで整地して均等にしていきます。

畝をきれいに作ることで出芽が揃い、水も均等に行き渡ります。

次に、メジャー使い株間30㎝×条間20㎝の所に播種する目印を付け、播種していきます。

覆土(ふくど:種まき後に上から土をかけること)は種子の2~3倍の厚さが基本です。

目印の穴を調節しながら播種します。

作物専攻では並木植で栽培します。

こうすることで、風にあおられてもお互いで支えあい倒伏を軽減させてくれます。

ダイズは収穫まで約6か月かかります。それまでに、害虫の防除や台風の被害を少しでもなくせるように管理していきます。

正月のおせち料理に向けしっかり管理します!

 

農業科学科(作物専攻)稲作編 もち米の田植え

今日は最後の田植えになりました。

3年生の授業の中で「ヒメノモチ」「黒もち」の2品種を田植えします。

ヒメノモチは3年生最後の収穫感謝祭や課題研究に使用します。

黒もちはお飾り用の材料として使用します。

ヒメノモチは田植え機で植えます。

補植もばっちりです!

黒もちは田植綱を使い手植えします。

みんな、一年生の時を思い出しながら植えていきました。

3年生にもなれば早いものです。

今日で最後の田植えになりました。3年生は悔いが残らず実習ができたでしょうか(・・?

農業科学科(作物専攻)畑作編 サトイモ追肥+スイカの管理

今日はサトイモに追肥をします。

前回のサトイモの投稿はこちら

サトイモの出芽

黒マルチをしているため、土寄せは行わずマルチの上から穴をあけ肥料を落としていきます。

空いた穴には土をかぶせ、空気が入らないようにします。

スイカの方では、生育に不要なツルを切り落とし実へ栄養が行きわたるようにします。

大きくなったスイカは玉を転がし、光が良く当たるよう管理します。

スイカは例年より生育が良く収量も期待できそうです。

農業科学科(作物専攻)稲作編 苗代の片づけ

今日は稲の苗を育苗していた苗代を片づけ、もち米を田植えする準備をします。

もち米の苗は一旦隣の田んぼに移し、一時的に保管します。

必要のない苗は畔に逆さにして廃棄します。

使用していた畔並みシートや箱は丁寧に洗い来年度も使用します。

ラストはもち米の田植えです。

天気が良いといいですね!

 

農業科学科(作物選考)稲作編 フロアブル剤散布

今日は田植えをした田んぼにフロアブル剤(稲以外の雑草に効く除草剤)を散布します。

農薬のボトルから圧力噴霧器に原液のまま移し、田んぼ前面に行きわたるよう散布していきます。

ノズルから噴出した液はこのように水に溶け広がっていきます。

畔道や本田に入り弧を描くように散布します。

約8メートルまで飛ばすことができるので小さい田んぼだと陸の上からでも散布可能です。

雨の中で散布は大変に思えますが肥料のアクや藻が雨で叩かれ、ムラなく広がるので除草剤の効果は抜群です。

散布後は土が隠れる量の水を1週間ほど保つことで除草の効果を発揮します。

今年は、肥料や除草剤を大きく変えた年です。良い結果が出るでしょうか!

農業科学科(作物専攻)畑作編 ジャガイモの選別

今日は1年生の「総合実習」でジャガイモの選別を行いました。

ジャガイモ収穫の投稿はこちら

ジャガイモの栽培方法や選別方法を確認し生徒同士で準備します。

品種の違いや形をみながら規格別に分けていき商品の手前に仕上げます。

「農業と環境」の授業でも栽培するためみんな真剣に予習していました。

最後の片づけまで自分たちで行います。どうしたら効率よくできるのか友達同士で話し合い、最短のルートを見つけます。

学校で栽培したジャガイモの味はいかがでしょうか・・?

農業科学科(作物専攻)稲作編 にこまる田植えpart4

今日でうるち米の田植えは終了です。

3年生は最後の田植え実習になります。

前回の田植えはこちら↓

にこまる田植えpart1  にこまる田植えpart3

にこまる田植えpart2

3年生最後の田植えということもあり、みんな今まで以上に真剣です。

教員の補助がなくても自分たちで動いて田植えを行っています。

役割分担も自分たちで考え、無駄なく実習していきます。

田植えと並行しながら「課題研究」の圃場に足を運び、自分たちが植えた苗を観察しました。

この余裕も3年生だからこそです。

もち米も天気を見ながら田植えしようと思います。