本校自慢の「クスノキ」と、本校誇りの生徒たち

【校長室便りR3-2】6月10日(木)、梅雨入りしたとは言え、早朝から青空が広がり、日中は30°cを超える真夏日が続いています。

今朝、始業前に校長室の窓から校庭を見てみると、家庭クラブ役員の生徒たちが玄関前にあるクスノキの落ち葉を掃除してくれていました。素晴らしい!何と嬉しいことでしょう!

生徒たちが話し合い「皆のためにできることを」と、定期的に朝の掃除に取り組んでくれているのです。クスノキはきっと、代々こうして育っていく本校の生徒たちを見守り、応援してくれているのだろうなぁと感じました。

歴史ある高農自慢の「クスノキ」と、高農の誇りの生徒たち!

朝から、生徒たちの真心と笑顔に、爽やかな気持ちをもらうことができました。

今日の園芸科学科その1

今日の園芸科学科では、5、6時間目に課題研究をしました。各専攻ごとの活動を介します。

草花専攻

左の写真はペチュニアの八重咲きの摘花をしている様子です。いつでも出荷できるようにこのような管理をしています。

右の写真はヒマワリの花壇の除草をしている様子です。草を抜かないとヒマワリの成長の妨げになります。今ちょうど赤茶色の花を咲かせていて見頃です。

セラピー専攻

左の写真はトマトの根元に液肥をかけている様子です。液肥をかけることで大きくておいしいトマトができます。

右の写真はハッカを定植している様子です。課題研究ではハッカサイダーの商品化を目標に進めているそうです。商品化ができたら園芸化学科の看板メニューにしたいです!

果樹専攻

左の写真はブドウ(高妻)の副梢の管理の様子です。副梢が伸びると日の陰になってしまい、日光の吸収の妨げになってしまいます。

右の写真はシャインマスカットのジベレリン処理の2回目をしている様子です。ジベレリン処理の一回目は種なし化、二回目は肥大化のためにします。たくさんの人に食べてもらえるように気持ちを込めて作っています!

どの専攻も暑い中、一生懸命作業している様子が見ることができました。

撮影・文章:果樹専攻 佐藤 信久

卒業生の活躍がニュースで取り上げられました。

5月にチーズ工房をオープンした畜産科学科卒業生の三宅春香さん。KSB瀬戸内海放送のニュースで特集されました。全国的な少子化傾向と岡山県下の酪農家が減少する中、両親の後を継いで牧場を発展させようと一つの夢をかなえました。

若手酪農家の挑戦~「チーズ作り」始動~

卒業生の取り組みを見守ってやってください。

第60回岡山県高等学校総合体育大会(レスリング部)

5月29・30日、おかやま山陽高校にて、第60回岡山県高等学校総合体育大会が開催されました。

この大会は、インターハイの予選と6月にある中国大会の予選も兼ねています。

学校対抗戦、個人対抗戦ともに、第1位になると、8月に福井県で開催される全国高等学校総合体育大会(インターハイ)への出場権を得られます。

また、第3位までにはいると、中国大会への出場権を得られます。

 

男子部員総勢5人の少数精鋭(学校対抗戦は、7人で戦います)で出場した高松農業レスリング部は、準決勝から出場。

準決勝戦では、倉敷鷲羽高校と対戦し、全員勝ち、5-2で勝利!!

決勝戦では、笠岡工業高校と対戦し、4-3で勝利!!し、

2大会連続、7度目のインターハイへの出場権を獲得しました!!!

 

そして、個人対抗戦では、

51㎏級 杉江佑太(農業土木科・2年)優勝

55㎏級 國年世羅(農業土木科・1年)優勝

60㎏級 高杉将輔(農業土木科・3年)優勝

65㎏級 小野高虎(農業土木科・1年)第2位

80㎏級 浅野心(農業土木科・2年)優勝

と、出場した全選手が中国大会への出場権を得ました。

また、4名インターハイへの出場権も獲得しました!!!

中国大会では、インターハイのシード権を獲得できるように、頑張ります!!!

感染対策をしっかりして、試合ができることに感謝して、頑張ります。

引き続き、応援をよろしくお願いいたします。

高農メールNo.R3-4

令和3年5月31日(月)

■【新型コロナウイルス感染症関係】
・岡山県に発令されていた緊急事態宣言が6月20日まで延長されたことにより、引き続き、感染症対策を徹底し、感染予防に努める必要があります。
・学校におきましては、先日(5月19日)保護者あてに配付しております文書「緊急事態宣言発出を受けた学習活動の対応について」で記載しております対応を引き続き継続していきます。
・ご家庭におかれましても、ご理解・ご協力をいただき、生徒への指導をよろしくお願いします。

■【教務課より】
・先週末で1学期中間考査が終わりました。通知表は、6月9日に各家庭へ郵送にて発送いたしますので、もうしばらくお待ちください。

■【生徒課より】
・6月1日からは夏服期間になります。ただし、6月中は移行期間として、合服での通学も可能です。体調や気候に合わせて、正しく制服を着こなしましょう。

一学期中間考査終了

5月28日(金)

5月25日(火)から4日間の日程で行われた一学期中間考査が終了しました。みんな、ほっとした表情を見せていました。お疲れさまでした。

考査終了後には放送による集会が行われ、部活動の表彰伝達が行われました。入賞したみなさんおめでとうございました。

続いて、弓道部の壮行式が行われました。校長先生による紹介に続き、生徒会長より激励の言葉、弓道部代表のあいさつとつづき、全校生徒は各教室にて拍手で激励しました。弓道部のみなさん頑張ってください。

続いて、全校で掃除を行いました。来週からは一学期後半が始まります。各所を綺麗に掃除して再スタートです。梅雨ニモマケズ、万全の感染症対策を行いながら頑張っていきましょう。

牛の分娩について 〜なぜホルスタイン種から黒毛和種がうまれたのか?〜

なぜホルスタイン種から黒毛和種の子牛が生まれたのか?

それは『経済的な』理由からなんです。和牛の受精卵を乳牛に移植して、和牛の子牛を産ませることによって、どんな経済効果があるのか?考えてみましょう。

さて、昨年のまさに今の時期。コロナ感染症予防のため県下一斉の臨時休校中に分娩がありました。あの時は自然分娩でした。

令和2年5月20日『牛の分娩』

 

今回の分娩は、大家畜専攻生の最も重要な学習となる分娩看護実習をしました。

5月12日分娩予定であった31号牛が、5月18日朝から陣痛が始まり、3年生の実習に合わせるかのように14時過ぎに破水、陰部から前足を確認、正常分娩を確認しました。

鼻も見えたところで前足にロープを掛け助産を開始しました。陣痛に合わせて引っ張ります。方向は、産道をイメージして母牛の後ろ足の方向です。

14時40分 体重39.6kgの黒毛和種の雌牛でした。分娩後母牛の初乳を搾り、子牛に飲ませます。(初乳の効果は?教科書を見てみよう!)

今後は母牛の代わりに専攻生徒2名(2・3年生)が哺乳担当となります。しっかり母親代わりをしてくださいね!

新入社員を迎える「入社式」!?

5月12日(水)の3時間目に「入社式」を行いました。

本校では5学科が協力して「合同会社高農くすのきカンパニー」を運営しています。

その中でも農業科学科は起業家教育の一環として「あかなす部門」を担当しています。

この会社運営を通じて農産物の栽培管理から収穫、加工、流通販売までを体験しています。(=「6次産業」といいます)また、生徒自ら企画を行うこともあります。

その「高農くすのきカンパニー」に1年生は社員として運営に携わります。そのため、会社役員である3年生(専攻生8名)が新入社員(1年生30名)を迎え入れるために入社式を実施しました。

当日は代表挨拶から始まり、各部署の説明をスライドを用いて発表しました。

緊張していた様子でしたが、最後までしっかりやり遂げることができました。

全国高校生グレコローマンスタイルレスリング選手権大会岡山県予選会(レスリング部)

5月16日、倉敷鷲羽高校にてグレコの県予選が行われました。

感染対策を十分に行っての開催となりました。

レスリングには、フリースタイルとグレコローマンスタイルがあります。

グレコローマンスタイルは腰から上しか使えません。

また、8点差でテクニカルフォールとなります。

高松農業高校レスリング部は選手5名で参加しました。

決勝戦まで行い、優勝した選手に負けた選手で敗者復活戦を行い、2位の選手までが7月に滋賀県で開催される全国大会への出場権を獲得できます。

 

全員優勝するつもりで試合に臨んだ結果・・・

55㎏級 国年世羅(農業土木科・1年)優勝

60㎏級 高杉将輔(農業土木科・3年)優勝

80㎏級 浅野心(農業土木科・2年)優勝

と、レスリング始めて1カ月の国年君も含む、3名が優勝しました!!

そして、決勝戦で敗退し、敗者復活戦にまわった

65㎏級 小野高虎(農業土木科・1年)も2位で代表権獲得

51㎏級 杉江佑太(農業土木科・2年)3位

という結果となりました。

また、今大会の優秀選手賞に高杉将輔君が選ばれました!!!

次は、県総体です。学校対抗戦でも、個人対抗戦でも、インターハイの出場権を獲得できるよう頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。