農業土木科2年 土地家屋調査士の仕事について

12月16日(木)農業土木科2年生を対象に、社会人講師として岡山県土地家屋調査士会の方々8名にお越しいただき、土地家屋調査士の仕事について教えていただきました。

あまり聞き馴染みのない仕事ですが土地家屋調査士とは、地図に沿って正確に測量や調査を行い、土地の境界をはっきりさせ登録するのが主な役割です。

実際に外へ出て学校周辺の境界点を探したりしました。普段何気なく歩く道にも、様々な印があり、そこでの生活のために工夫して建てられた建物があることなど、知らないことがたくさんありました。また資格を取るためのアドバイスや、実際にお仕事をされての経験談についても教えて下さいました。

高農の卒業生の方も来られており、生徒にとってはとても身近に感じることができたのではないでしょうか?今日のお話が聞けたことは、将来の選択肢の一つになることでしょう。岡山県土地家屋調査士会の皆様、ありがとうございました!!!

 

農業土木科1年 令和3年度校内測量大会

11月29日、30日に農業土木科1年生を対象に校内測量大会を開催しました。

ルールは水準測量で1チーム3人編成。出発点をスタートし、中間点を経由し、到着点までを往復し高低差を測量します。外業30分、内業20分以内とし誤差の少ないチームが上位となります。

入学してから毎週のようにやってきた水準測量。仲間たちと協力して誤差0ミリの達成感も味わいました。時にはやり方を間違え、ふりだしに戻る辛さも経験し、野帳計算が合わず何度も電卓をはじくこともありました。

そのたびにお互いに励まし合い、仲間同士で教えあう姿は本当に素晴らしく、1Eのクラスの良い持ち味だなと思います。

今回どのチームも本当によく頑張りました。指導講評では例年にはない高いレベルの大会っだったと褒めて頂きました。日頃の成果を十分に発揮できた人も、悔しい結果となってしまった人もいますが、次に繋がる素晴らしい大会になったと思います!!!

本当によく頑張りました!!!これからもより精度の高い測量ができるように頑張ります。

農業土木科2年 インターロッキングブロック施工編その3

久々のインターロッキングブロック施工編の更新です。

施工場所の土もしっかり掘り取り、砕石を入れ、砂を入れて整地して、いよいよインターロッキングブロックを並べています。

表面が真っ直ぐになるように水糸を張りながら慎重に並べています。最初はなかなかコツを掴むことができず、置いては外しをくりかえしていたのですが少しずつペースUPしています。地道な作業ですが、図面を見ながらブロックの色を指示する人、砂をきれいにならす人、ブロックを運ぶ人、水糸を動かす人、ブロックを並べていく人など、自分が今できることを現場で見極めながら頑張っています。生徒同士で教え合いながら、またどうやれば上手く並べることができるのかを考えながら、丁寧に施工をしています。

年内の完成を目指して頑張ります!!!

橋梁模型コンテストへの挑戦

10月27、28日に大阪で建設技術展2021が開催されました。その中で橋梁模型製作コンテストが行われ、学生部門へ44チームのエントリーがある中、高松農業高校より3つの橋梁模型がエントリーしました。

このコンテストでは学識者、橋梁専門家で構成する審員が「デザイン性」「技術度」「完成度」「経済性」を審査した上で、最後の審査項目である載荷試験を実施します。1分間30キロの重さに耐えることができるかを試され、美しさと合理性を兼ね揃えた最も優秀な橋梁模型には最優秀賞が贈られます。

残念ながら当日会場に行くことはできなっかたので、3作品は郵送しリモートでコンテストの様子を視聴しました。橋梁名 ship bridge

床板の下部にアーチを配し、船に見えるデザインにした。大海原を悠々と進む船のような強さを見せてほしいという願いを込めた。アーチ橋の構造形式により荷重が分散するようにした。

橋梁名 KING

バルサ材を縦に使用して幾何学模様が際立つようにしてデザイン性を高めた。荷重がかかるところに接着面を増やして強度を高める工夫をした。

橋梁名 桃橋

郷土岡山、備中高松発祥の桃太郎伝説と県の特産品の清水白桃より桃をコンセプトにして橋梁のデザインにした。床板同士の接着面を増やすために、それぞれをジグザグにカットして噛み合わせた。

結果、どの作品も30キロの荷重に耐えることができませんでした。試作ではクリアできたのですが、少しでも「軽く」という思いから最後まで軽量化を図りチャレンジした結果です。来年は後輩へこのチャレンジのバトンを渡します。改善点などをしっかりと分析しまとめ後輩へしっかりと引き継いでほしいと思います!!!

高松公民館「水辺教室」に参加しました!

【校長室便りR3-23】10月9日(土)。この日は高松公民館の「水辺教室」が足守川の生石橋周辺で行われ、数人の生徒たちが地域ボランティアとして参加してくれました。

秋晴れの下、小学生や親子連れ等の多くの参加者が集まった2年ぶりの水辺教室。地元の中学生と共にサポーターとして大活躍してくれた本校の生徒たちは「高農環境を考える会」のメンバーです。

班に分かれて1時間ばかりタモ網を使って魚とりをした後、図鑑や資料で捕れた生きものを調べて発表し合いました。

「これはタナゴの仲間…」、「これはヤゴで…これはミズカマキリ…」、「あ、スッポンの赤ちゃん!」

時間を忘れて夢中になっている子どもたちを見ていると、とても嬉しくなりました。本校の生徒たちも、何だか自分たちの方が楽しんでいる様子  (^^;)

最後は参加者全員で、6匹ほど捕れたブルーギルを除いて元の足守川にリリース!

一時ではありましたが、しばし「コロナ」や日常の「仕事」から離れて、心の洗濯ができた一日でした。

農業土木科 社会人講師による『環境調査実習』

10月1日㈮にエイト日本技術開発株式会社の方を招いて、環境調査に関する講義と実習を行いました。自然と調和した地域開発・農業振興に貢献できる土木技術者としてのスペシャリストの育成を目的としています。

対象学年は1年生と3年生です。

1年生は自然環境調査についての講義で様々な調査方法を学びました。その後、高農に流れる用水路で実際に魚を捕獲してみました。胴長を着て水の中へ。思ったより魚をとることは難しかったですが、秋晴れの中で最高に楽しい実習でした!!

続いて3年生は1年生が採ってくれた魚の生態調査でした。自分たちで観察用の水槽を作り、魚の種類を調べていきました。約20種類の魚がいることを知り、この規模の用水では多い方だそうです。

今回の実習で様々な仕事があり、地道な活動のおかげでこの環境が守られていることを知りました。生物と共により良い環境をつくる仕事を知る、すばらしい時間でした。

エイト日本技術開発株式会社の皆様、本当にありがとうございました。

農業土木科2年 インターロッキングブロック施工編

まだまだ残暑の残る9月28日に施工実習を行いました。基本、週1回2時間の実習なので進行具合はゆっくりですが、少しづつ進んでいます。施工場所の基準を出すため、測量して杭打ちもしました。手作業での地道な作業ですが生徒みんなの力が合わさると凄いです!

時々、出てくるミミズや幼虫に興味を示しながら、いい汗かいて実習しています。土の運び出しも人力ですが、土をパンパンに乗せたねこ車で一生懸命運んでいますよ。

来週は中間テストで作業は中断します。

   9月28日㈫ 施工開始直後    ⇒     施工後

農業土木科1年 測量実習

水準測量の実習を行う生徒たち。標尺を持つ手がこなれてきました!

夏休みに農業クラブの測量競技大会に参加した生徒は、他の生徒達に細かいアドバイスや、困っている人のサポートに回りました。夏休み明けと言うこともあり少し時間がかかってしまいましたが、標尺の読み方や野帳の計算などを思い出しながら集中して取り組みました。

セオドライト測量も頑張っています。

農業土木科2年 インターロッキングブロック施工編

教室前の憩いスペースを広げるための施工を農業土木科2年生ですることになりました。1学期に生徒それぞれがデザインをした図案を元に、図面化しました。長さ33m、幅1.6mの面積をインターロッキングブロック施工します。

仕上がりイメージはこのような感じでTAKANO HIGH SCHOOL  2021という文字が入ります。

9月7日。施工部分の土の掘取りを行いました。3人ペアになり、掘る人、土を運び出す人で協力し、任された区画を15㎝〜20㎝掘り下げました。

施工初日ということもあり作業はあまり進んでいませんが、目立つ場所での実習に生徒も緊張感を持って作業をしました。休み時間には、他の生徒たちが廊下や2階、3階から見てくれています!

実習のたびに姿を変え、だんだんと形になってくる様子をこちらでも随時UPしていきたいと思います。生徒の生き生きとした表情も捉えながら、頑張るE科の生徒をぜひ一緒に見守ってください!!!

測量競技大会に参加してきました!

 

岡山県学校農業クラブの測量競技大会が7月29日に平板の部、8月3日に水準の部とセオドライトの部が行われました。県下の農業高校で測量を学ぶ仲間たちが集まり日頃の練習の成果を発揮し、その実力を競い合いました。

結果は・・・平板測量の部は高農より2チームがエントリー。全体で5チーム出場の中、3年生チームが優秀賞という結果になりました。本当は最優秀賞を狙い、全国大会出場を目指していただけに悔しい結果となってしまいましたが、これまでに費やした時間は間違いなく、たくさんのものを得ていると思います。

続いてセオドライトの部。高農より2チームがエントリー。全体で6チームが出場の中、こちらも3年生チームが優秀賞でした。1㎜の誤差で最優秀賞を逃してしまい、こちらも悔しい結果となってしまいましたが、これまで頑張ってきた時間はとても充実していたのではないでしょうか。

最後に水準の部。高農より2チームがエントリー。全体で11チームが出場しましたが、こちらは結果を残すことができませんでした。水準の部では1年生チームが参加しました。チャンスはまだあります。次に向かってしっかりと経験を重ね、結果を残せるよう頑張って欲しいなと思います。

選手の皆さん、本当によく頑張りました!!!