【園芸科学科】モモ農家研修に行ってきました。

モモの袋掛け実習に2年生の果樹専攻生14名が行ってきました。現在本校はモモ園を造成中のため実習に使えるモモの木がありません。これでは十分な実習ができないため、3年前から近隣のモモ農家のモモ園にお邪魔して研修、実習をしています。今回は昨年もお世話になった総社のハーベストファームに行き、代表の田中さんをはじめスタッフ3名の方からモモの袋の掛け方を教えていただきました。2年生は本当にモモに関する作業が初めてのためじっくりと説明を聞いて取り組みました。慣れるまで少し時間がかかったものの、スタッフの方のなごやかな雰囲気の中で実習を行うことができ、よい体験ができたと思います。

【園芸科学科】今年も始まりました。植栽実習!

5月7日に、総合実習の授業の時間を利用して園芸科学科の草花専攻3年生が、おもちゃ王国での植栽実習に行ってきました。令和3年度よりおもちゃ王国のご厚意で植栽実習がスタートし、今年で5年目となり園芸科学科の恒例行事となりました。正面入り口付近の花時計とその周辺、園内のライン花壇の植栽を毎年5月と11月の2回行っています。今年は、花時計の中にペチュニアを240ポット配置し、花時計の中は時計の針にあたらないよう横に伸びるペチュニアを1時間分のエリアに1色6種類使用することで、対角線で同じ配色になるように植栽しました。花時計の周辺は、株が大きく広がるサルビア・コクシネアの赤とピンクを計200ポット使用し、今回は合計で440のポット苗の植栽を行いました。おもちゃ王国に来場したお客様に園全体をくつろいで楽しんでもらえるようにという思いを込めました。園はもちろんのこと、花壇の花たちも同時に楽しんでもらえるよう植栽を行っているので、機会があれば是非ご覧ください。

【園芸科学科】今年もやってきました。池田動物園「動物たちと花フェス2025」

今年度も池田動物園での植栽実習に行ってきました。池田動物園では2月21日から「動物たちと花フェス2025」と題して園内を草花で装飾し、動物たちと一緒に草花を楽しもうというイベントを行っており、本校も昨年に引き続き旧ゾウ舎の装飾を担当させてもらうことになりました。この日は草花専攻2年生12名が、予め考えておいたデザインをもとに自分たちで育てた草花を使用して3時間ほどかけて装飾を行いました。昨年度は、ゾウ舎の中にフラミンゴ像を制作し、その周辺をビオラとハボタンで装飾を行いましたが、今年度は皆で意見を出し合った結果、明るい色合いの象のオブジェを制作しました。令和3年に制作した象のオブジェの骨組みをきれいに見えるように組み直し、前回グリーン1色だったものを、表面に色とりどりの造花を貼り付けました。今年もなかなかの力作が出来たと思います。周囲の装飾は、明るく楽しそうなイメージでビオラで虹を表現しました。使用したビオラは2016ポットで、9月上旬には種をまき、12月上旬にはケースに花を植え、設置に行くのを楽しみに追肥や花がら摘みなどの花の手入れをしてきました。2月10日の装飾実習当日は、見る人に「楽しそう、可愛い」といった雰囲気が伝わるように考えながら皆楽しそうに作業を行っていました。作業の途中にはテレビ局から取材も入りましたが、専攻生は自信ををもってにこやかに答えていました。この機会に動物園に行って是非ゾウ舎の装飾に注目してもらえればと思います。
放送の様子はこちら(外部リンク) https://www.youtube.com/watch?v=9T-O4eYavMw

【園芸科学科】コサージュ作り(卒業式前日の投稿で願いします。)

園芸科学科恒例のコサージュ作りを今年も卒業式前日に行いました。2月上旬に外部講師の先生にコサージュ作りの指導をうけ、園芸科学科2年生36名と1年生の草花専攻生13名が約250個のコサージュを作りました。作業机ごとに5人程のグループを作り、グループ単位で決まった数のコサージュを作りました。最初に花材のデンファレ、カスミソウ、レザーファンなどにワイヤーをとおしてフローラルテープを巻き付けて組み立てる前の基本材料の制作を行います。1つのコサージュには、デンファレが2輪、カスミソウ4枝、レザーファン3枚を1セットとして使うため、まずそれぞれの部材の下準備を行いました。これだけでもかなりの時間を必要としましたが、皆和気あいあいとした雰囲気で作っていました。すべての花材の準備ができたら、それらを組み立てます。花や葉の向きを考えたり、しっかりとワイヤーで固定するなど細かな注意事項を守りながら綺麗に見えるよう注意しながら組み立てていきました。そして最後にリボンを巻きつけて完成です。長く園芸科学科の伝統として続けている行事ですが、明日の3年生の晴れ舞台に少しばかり華を添えられたらと思います。

カンキツ類の収穫

寒々とした冬空の下でも緑々した葉を茂らせ、オレンジや黄色のおいしそうな色の果実をならせている果樹があります。そうミカンをはじめとしたカンキツ類と呼ばれる果物たちです。本校ではウンシュウミカンやレモン、キンカン、イヨカンなどのカンキツ類をブドウのハウス周辺に育成中で、現在16本の木があります。この日はまずウンシュウミカンを収穫しました。昨年は20kg程収穫てきたミカンですが、今年は収穫量が少なく、1つ1つの果実サイズはかなり大きなものが多くなりました。後日専攻生が試食しましたが、皮は厚いものの酸味も少なく甘いミカンになっていました。次にキンカンです。本校では「ぷちまる」という種なしの品種を2本育てています。キンカンは専攻生でもあまり食べたことがない生徒もおり、果皮を味わうということに驚いていました。皮に少し苦みが残っていましたが、概ね専攻生には好評でした。最後にレモンです。本校では「リスボン」という品種1本育てています。今年は豊作で多くの果実を収穫できました。この他にもまだ木は小さいですが、12月から3月くらいまで様々なカンキツ類が順番に収穫できるようになる予定で、今後がとても楽しみです。

園芸科学科学習発表会!

この日は園芸科学科3年生の課題研究の発表の場である学習発表会を武道場で開催しました。3年生はこの日までに研究した内容を5−6分のスライドにまとめて発表し、その後1・2年生からの質疑応答に答えていきます。1年間の研究を5−6分にまとめるのは大変ですが、皆自信をもった発表が出来ていたと思います。また、1・2年生からも途切れることなく活発な質問が投げかけられ、3年生も時に回答に困る場面もありましたが、なんとかのりきっていました。3年生の発表の場ではありましたが、1年生にとっても各専攻の学習内容の理解促進、2年生にとっては自分が次年度行う課題研究の内容を考える良き機会となったようです。

研究テーマの一例

果樹専攻

ブドウ「紫苑」の着色にLED照射が及ぼす影響
ブドウ「高妻」の着色向上に関する研究
冷感物質および植物成長調整物質がブドウの着色に及ぼす影響
ナシと干し柿の品質向上に関する研究

草花専攻

ドライフラワーを利用したインテリアづくり
中庭の改良
ドライフラワー・押し花を使った製品づくり

園芸セラピー専攻

ハーブを利用したレシピ本の作成
四角いメロンをつくろう
ラベンダーを使ったバスボムと保冷剤の研究

【2年家庭総合】家計資産のマネジメントについて学びました

2025年1月27日(月)と28日(火)に2年次「家庭総合」の授業で、「家計資産のマネジメント」について学びました。「プルデンシャル生命保険株式会社」の横山裕太様と野田浩司様を講師にお招きし、貯金と投資の違いから、ライフプランニングにおいて将来かかる費用について知っておくことの大切さを学びました。また、家計管理シュミレーターを使って、1ヶ月の支出と収入のバランスを考えながら、将来に向けての上手な貯蓄の仕方について教えていただきました。

【園芸科学科】幼稚園との交流実習

この日は草花専攻3年生9名が本校近隣の加茂幼稚園の園児4名と草花苗を使った鉢植え制作をとおして交流してきました。最初にペアを決め、自己紹介を行いました。最初はどちらも少し恥ずかしそうな場面もありましたが、すぐに楽しそうに活動していました。

鉢植え制作は、専攻生が育てた色とりどりのパンジーやビオラの中から園児が好きなものを選び、一緒に植えていきました。専攻生にとっては普段自分たちが学んでいることが活かせるよい機会となりました。また、うまくお兄さん、お姉さん役をこなしていたようで、とても良い経験になりました。制作した鉢植えは、そのまま園内に飾られ、卒園式の時に園児が持ち帰るそうです。

【園芸科学科】植栽実習に行きました 。 その6

この日は、草花専攻3年生10名が総合実習の時間を利用して、学校近隣の吉備病院に植栽実習に行ってきました。吉備病院には昨年秋から植栽実習に行っており、秋にはビオラを植えていました。花壇は駐車場脇に約30メートルにわたり設置されています。今回は昨年秋に植えたビオラを片付けて肥料をいれ、新たにナデシコ約160本を植えてきました。最近は外部に装飾活動に行く機会も徐々に増え、経験をつむことができるようになりました。装飾した花壇が誰かの役にたてばと思います。

【園芸科学科】キウイフルーツの収穫

この日は平山果樹園で、果樹専攻生がキウイの収穫を行いました。キウイは雄株と雌株が別になっているため一本だけでは実ができないという特徴をもった果樹です。平山果樹園には果肉が緑色をした「香緑」という品種のキウイの木が3本あり、毎年100kg程度のキウイを収穫しています。キウイは収穫時期になっても果肉が硬いままなので、取り扱いにあまり気を使うことなく収穫作業ができます。収穫直後は果肉も硬く、酸味が強いためすぐには食べられず、収穫後に追熟という措置を経ておいしく食べられるようになります。収穫したキウイは主にキウイジャム等に加工して利用しています。