春の果樹園実習その①

春休み中に果樹専攻新2,3年生が行った実習の内容を紹介します。

◆モモの摘蕾

この作業はモモの花が咲く前の蕾の段階で、余分な蕾を取り除く作業です。枝の上側や根元など蕾が実になったときの様子を想像して手で蕾を掻き取っていき、養分の浪費を抑える効果があります。春の恒例実習ですが、今年は暖かいためか蕾も例年より大きくなっていました。

◆ブドウハウスのビニール張り

こちらも毎年この時期に行っている作業で、ブドウ用ハウス一棟と簡易被覆のトンネルハウス18本のビニールを張りました。ブドウは雨が苦手なため雨よけのためにビニールハウスで栽培しています。この日作業したブドウ用ハウスでは高妻という品種を、トンネルハウスではベリーAとピオーネという品種を栽培しています。新3年生は昨年も春休みにやった作業でもありテキパキとした動きでスムーズにビニールを張っていきました。新2年生は初めての作業でしたが、最後まで積極的に動いて時間内に高妻ハウスのビニールを無事張ることができました。今後はいよいよ栽培にむけての作業が本格化します。皆で協力しておいしい果物をつくりたいと思います。