農業クラブ測量競技大会への挑戦〜平板測量の部〜

7月25日に農業クラブの平板測量競技県大会が高松農業高校で行われます。岡山県の農業高校生が集まり全国大会をかけて戦います。農業土木科より2チームが出場します。3年生にとっては最後の挑戦となります。昨年は内業でミスが出てしまい悔しい結果となってしまいましたが、あの時の悔しさが、今の原動力となり、最後の挑戦に向けて日々練習に励んでいます。

上記の写真は1年前の様子です。この頃より絶対に成長しているはず!!同じメンバーで最後の挑戦をします。目指すは全国大会出場。もちろん2年生も頑張ります。先輩たちに負けないようしっかりと練習に励んでいます。先輩たちからアドバイスをもらいながら、一緒に頑張っています!!

園芸科学科ニュース

本日の課題研究の内容を紹介します。

草花専攻🌹

4号温室ではシクラメンの鉢上げをしていました。鉢上げとは、種まきして育てた苗の本葉が増え、手でつまめるぐらいに育ったら、ポリ鉢に丁寧に1本ずつ植え替える作業のことです。気をつけることは一つ一つの作業を丁寧にすることと、土をあまり押さえないようにすることです。同じ温室内で別の専攻生がニチニチソウの切り戻し作業(伸びすぎた枝や茎を切り取って、株を短くし、植物の形を整える)をしていました。また新しく花が咲いてくるのが楽しみです❁。

セラピー専攻🌿

ガラス温室内ではメロンの栽培を行っている専攻生がメロンに肥料を与えていました。土のかわりに溶液で育てる水耕栽培なので、茎の下付近から肥料をたっぷり流し入れます。だいたい一回で終わらせる作業ですが、肥料の量がたくさんあり何度もやっていて大変そうでした🍈。メロンの実も大きく成長してきていて今から収穫が楽しみです。

果樹専攻🍇

今日は校内に植わっている果物を紹介します。まずガラス温室前のハウスには鉢植えにされた果樹がいくつかありました。その1つにレッドカラントがあります(写真左)。この写真はまだ生育途中ですが実は5〜10mmほどの球形で蔓状の軸に房状にたくさんの実がなります。果頂部には黒又は茶色のガクが残っていて、そのまま食べると甘味よりもとても酸味が強く、ジャムなどに加工して使う事が多いようです。他にもラズベリーやブルーベリーの鉢もありました。さらにガラス温室横にはひめりんごの鉢があります(写真中心)。ひめりんごは通常のリンゴよりも小ぶりで可愛らしいリンゴです。祭りの屋台のりんご飴に使用されているあれです🍎。ブドウの高妻ハウス横にはたくさんの柑橘類(ミカン、レモン、キンカンなど)の幼木が植えられており、どの果樹も順調に成長しています(写真右)。

写真・文鳴本

資格の取得にむけて

草花専攻2年生10名と果樹専攻生1名が、室内園芸装飾検定3級の資格取得に向けて放課後に練習を行っています。室内園芸装飾は国家検定の1つで直径1mの円を緑化杉テープで作り、その中に決められたとおりに観葉植物や鉢花を並べます。クラフト紙と水苔を使い隙間をきれいに埋め、最後に寒水石を飾ります。1時間できれいに仕上げることが求められます。
この日は6名が放課後に練習用キットを使って制作を行い、時間を計測して何分でどの行程まで作業ができているか確認していました。完成後はお互いに花材の位置関係や造りなどを点検、確認するなど手慣れた手順で作業を行いました。

今年の試験は、7月9日(日)に興陽高校を会場にして行われます。しっかりと練習して臨み、自信をもって取り組みたいと思います。

植栽実習に行ってきました。その3

この日は、草花専攻3年生10名が総合実習の時間を利用して、学校近隣の吉備病院に植栽実習に行ってきました。吉備病院には昨年秋から植栽実習に行っており、秋にはビオラを植えていました。花壇は駐車場脇に約30メートルにわたり設置されています。今回は昨年秋に植えたビオラを片付けて肥料をいれ、新たにナデシコ約160本を植えてきました。最近は外部に装飾活動に行く機会も徐々に増え、経験をつむことができるようになりました。装飾した花壇が誰かの役にたてばと思います。

農業土木科3年『 先輩を囲む会』

  令和5年6月29日に先輩を囲む会が行われました。本校を卒業し、各方面で活躍されている卒業生を招いて、科別に講演をしていただきました。農業土木科には、5名の卒業生の方がお越しくださいました。

西武技術コンサルタント株式会社より、昭和61年度卒の須田哲様と平成30年度卒の町田龍也様が来てくださいました。仕事をするうえで大切なことは「信頼を得ること。」日頃から先輩や後輩とのコミュニケーションをしっかりしておくことで良好な人間関係が築けると。また高校生のうちに出来ることは何でも積極的にやること。それが仕事をするようになったときに、自分から行動を起こせる力になるのだそうです。

岡山県高梁地域維持補修課より、令和3年度卒の岡本智紘様が来てくださいました。実際の仕事内容を写真や動画で見せてくださり、とてもわかりやすく説明してくれました。中学校受験の際に自分の進路を考えたそうで、勉強は頑張ればがんばった分、身につくので今のうちにしっかりとやっておくと良いとアドバイスを頂きました。

株式会社 笹山工業より、平成31年度卒の熊代隼斗様が来てくださいました。入社してから測量を覚えるのに苦労したそうで、高校時代に特にレベルやセオドライトをもっとしっかり勉強しておけばよかったと振り返られていました。今からでも遅くないので、やれることはしっかり頑張ってとエールもくれました。

目黒建設株式会社より、令和2年度卒の小村航大様が来てくださいました。進路を決定するうえで大切にしたことは「自分がこれなら続けられる」と思うものを選んだそうです。はじめの頃は図面を読み取ることが出来ず苦労したそうですが、ものづくりを通して完成したときの達成感や喜びが、今の仕事にやりがいを感じられるそうです。

様々な仕事内容から社会人の心構え、苦労話や高校時代のエピソードまで、経験に基づいたさまざまなお話をお聞きすることができました。質疑応答の場面では、多数の生徒が積極的に挙手して質問し、更に具体的な事をお聞きすることができました。これから本格的に始まる進路決定に向けた取り組みを前に、良い刺激を受けることができました。本日は貴重な時間を使い、後輩のためにお集まりくださりありがとうございました。

加茂小2年生とトマト交流2(農業科学科)

 6月23日、農業科学科の恒例行事、加茂小学校2年生32名を農場に招待してのトマト交流を行いました。今回は5月のトマト交流に続く第2弾です。今回も野菜専攻生3年生が担当しました。テーマは、「トマトの水耕栽培の見学とフルティカトマトの収穫体験」です。

あずまやで開会式を行った後、水耕ハウスへ移動して収穫体験がスタートしました。真っ赤なトマトを慎重に選んで丁寧に収穫する小学生たち、元気よく質問する小学生に一生懸命答える高校生の姿がありました。また、小学生から「第一回目の交流会」で植え付けたミニトマトの状況についての報告があり、小学校でもミニトマトの収穫が始まっているとのことです。小学生がトマト栽培を楽しんでくれていることが伝わってきました。

あずまやに移動して休憩した後、終わりの会で締めくくりました。短い時間でしたが、とても有意義なトマト交流会となりました。小学生の皆さん!また、機会があれば高松農業高校に遊びに来てください。

園芸科学科ニュース

今日の課題研究の様子を紹介します。

草花専攻🌹

草花専攻室では課題研究でキャンドル作りをしているグループがいます。制作手順としては、ろうを溶かして型カップに流し入れる→キャンドルとしての役を果たすために中にろうの芯を差し込む→数日間放置して固めて完成です。ろうを溶かす際に火を使用するので注意することもありますが、気をつけて作業をしていました。ろうの中にドライフラワーを入れ込むなどの工夫をすることで、見栄えがいいものができないか検討しているそうです。

セラピー専攻🌿

セラピー専攻室では専攻生全員で本校特産の「すっきりするっ茶」「かおるん茶」の製造をしていました。使用するハーブはレモンバーベナ、ハッカです。どちらも高農で栽培したハーブです。作業手順としてはまずハーブを乾燥させ細かく切ります。(写真左)。次に細かく切ったものをふるいにかけ落とします。ふるいにかけたハーブを紅茶の茶葉としっかりと混ぜます。その後ティーパック加工をしてもらい、本校で販売用のパッケージに袋詰を行います。この日はハーブの量もたくさんあり、切る作業だけでもかなりの時間がかかりますが専攻生が頑張って作業をしていました。校内では1袋6パック入で500円で販売しているのでぜひ皆さん一度買って飲んでみてくださいね!

写真・文 3H鳴本

キウイたくさん育ってます

平山果樹園にはキウイフルーツの木が合計4本あります。キウイは雌雄異株といって雄株と雌株が別々になっており、セットで植えないとうまく実ができません。本校では果肉が緑色の「香緑」という品種を栽培しています。現在キウイは花が咲き終わりグングンと実が大きくなっています。とてもたくさんの実がなっているので、幼果を間引く摘果作業を果樹専攻生が行っていますがかなりの時間を必要としています。しかし大きなキウイができるよう作業を頑張ります。

例年通りであれば11月下旬から12月にかけて収穫する予定です。収穫したキウイは主に専攻生がキウイジャム製造に使ったり、追熟させて一部販売等も行っています。今後のキウイの成長が楽しみです。

軟式野球部遠征

島根県浜田市に遠征に行き、広島新庄高校、広島商業高校と練習試合を行なってきました。普段対戦のない県外のチームと練習試合をすることで、とても良い刺激や経験を積む事ができました。これからも夏に向け頑張っていきます。応援よろしくお願いします。

園芸科学科ニュース

今日の課題研究の授業の様子を紹介します。

草花専攻🌹

草花専攻室では、課題研究で鉢を作成しているグループが作業を行っていました。今回はセメントを使用しての制作です。風船にボンドを浸した約10枚分の半紙を細かくちぎって貼り付け固め、乾燥後風船を取り外したものにセメントをつけています。どんなものができるのか楽しみです。

草花専攻室の外では、草花専攻生が管理している3S花壇(備中高松駅から学校までの道に設置された花壇)の看板づくりをしています。今使用している看板が古くなっている為、新しいものを設計図を見ながら丁寧に作業をしていました(写真右)。

セラピー専攻🌿

今日のセラピー専攻生は課題研究の中間発表のためPCで入力作業をしていたので、かわりにセラピー専攻が作っている作物の紹介をします!現在よく栽培している作物の中で今回はトマト・キュウリ・メロンのご紹介です。トマトの品種は「フルティカ」で、収穫時期は6月中旬〜7月中旬で1日おきに収穫をします🍅。キュウリの品種名は「つばさ」収穫時期は5月中旬〜7月上旬でこちらもほぼ毎日収穫をします🥒。メロンは「アールスナイト夏系2号」という品種で、収穫時期は7月中旬で一発ですべて収穫します🍈。どの作物もとても立派に成長していますね!

果樹専攻🍇

果樹専攻生がガラス温室でマスカットオブアレキサンドリアやシャインマスカットの管理作業を行っている様子です。長く伸びてしまった副梢を切り落としたり、房の果粒数を調整する摘粒作業などにより、しっかりとブドウに養分が行き渡るようにします!だいぶ実も大きくなっていて、見るたびに成長を感じられるのは嬉しいですね。マスカットオブアレキサンドリアは種があるものの、上品な香りと甘みがあってとても美味しいブドウなので収穫時期の9月中旬〜10月が楽しみです。

写真・文鳴本