子豚も甘い匂いが好きなようです。

みなさんこんにちは。畜産科学科中家畜部です。

今日は哺乳中の子豚に対して「餌付け」の学習をしてみたいと思います。離乳に向けて粉状のエサに慣らしていきます。最初は甘いミルクの香りのする餌付用飼料を子豚用給餌器に少量給与します。すると子豚たちはミルクの香りと給餌器への好奇心で近づいて鼻で探ろうとします。鼻についた飼料はそのうち口にも入り少しずつ味を覚えていきます。

ここでのポイントは飼料の給与量を少量に抑えることです。一般的に餌付用飼料は高価であり、子豚も多くは食べられません。エサに「慣れさせる」ことを念頭に給与しましょう。さてここで問題です。「餌付け」をする場合、もう1つ重要な点がありますがそれは何でしょうか。

※答え→餌付けをするポイントですが、粉状のエサなので「給水」が確実にできるよう給水器の確保が正解でした。

牧草の反転(はんてん)

昨日刈り取ったイタリアンライグラスをサイレージ(牧草の漬物)を作るために水分調整のために牧草を反転をしました。使用する作業機は、ヘイテッダです。20年以上のベテランですが、いい仕事をします。

圃場の1番外周りは、集草用バーを下ろして圃場の外牧草が飛び散らないようにして出発です。

反転をしているとこんな感じて珍客もやってきます。お目当てのものがいますか?

牧草の反転を行った次の作業は集草です。集草用のバー反転中に折れてしまったのでピンチですが、明日は、折れた集草用のバーを溶接してからの作業開始です。いい天気なので水分調整もバッチリで良質なサイレージになりますように!!

 

牧草の刈り取り

イタリアンライグラスの収穫です。ディスクモーアで刈り取りです。この圃場だけ

イタリアンライグラスの出来は今一ですが・・・。

下の写真は、走行時はディスクモーア刈り取り部を折りたたんで走行します。

 

肉加工(ローストチキン下準備)

ローストチキンの下準備です。骨付きもも肉に切り込みをいれます。理由は、骨の周りの血液が抜けるようにです。

ロースターで焼く時に血液が抜けるためです。

塩漬液(ピックル液)を作ります。砂糖に食塩に塩漬材です。2種類作ります。

1つは、「塩コショウ味」用、もう1つは「ぬったれ味」「山賊味」用で、このピックル液にさらに焼き鳥漬け込み用のたれを加えて完成です。2日後にロースターで焼いて製品にします。頑張るぞ!!

 

ブドウの観察日記(4月28日)

【校長室便りR2-05】 本校の農場で栽培しているブドウの様子を観察し記録していくことにします。

本校の学校農場には「マスカット・オブ・アレキサンドリア(以下、アレキ)」のガラス温室と「高妻(たかつま)」という品種(ピオーネから交配育種された品種)を植えているビニ-ルハウスがあります。

ガラス温室の「アレキ」の現在の様子です。新梢(しんしょう:今年伸びた緑の枝)が15cm前後に伸びて、ブドウの房となる「花穂(かすい)」が2~3つ程できつつあります。

植物の生育はとても早いものです。ちなみに下の左の写真は同じ「アレキ」の芽が発芽しようとしている状態で「萌芽(ほうが)」と言います(3月26日撮影)。また、右の写真はちょうど始業式の頃(4月8日撮影)の写真で、発芽して葉が開きかけた状態(「展葉(てんよう)」と言います)です。

下の写真は、同じガラス温室に植えられている「シャイン・マスカット」の新梢です。「アレキ」に比べて少し生育が早いようですね。

次の写真は、ビニールハウスの「高妻」です。

ブドウの花穂は、下の写真のように二股に分かれていて、少し大きい方が「主穂(しゅすい)」、もう一つを「副穂(ふくすい)」と言い、最終的には副穂を摘んで一つの房に仕上げていきます。

これからは新梢がどんどん伸びてくるので、それらが真上に伸びようとするのを抑えて棚にはわせて留めていく「誘引(ゆういん)」という作業が忙しくなります!

 

 

 

 

 

 

新しいモモ園を造成中です!

【校長室便りR2-04】 現在、農場の西にある「清親寮」の西側に新しいモモ園を造成しています。

場所は、「清親寮」と「第2生徒会館」の裏で、上の写真にある農業土木科の生徒の皆さんが測量の実習や競技会用に使っている練習場の南側です。

まだまだ土砂を投入し、あと 4~50cm程かさ上げしてモモ園に仕上げる予定です。

将来、新しいモモ園に苗木が植えられ、開花の時期には辺り一面にピンクの花が咲き誇り『桃源郷(とうげんきょう)』となる日を夢見ながら、造成作業は続きます!

 

高農の卵、絶品です!

みなさんこんにちは。畜産科学科小家畜です。

小家畜で飼育している鶏は経済動物です。基本的に動物を飼育している畜産農場は365日休みはありません。当然学校が休校でも毎日卵を生産します。

生産された卵をお客さんに提供するために毎日販売準備や日常作業をしています。学校で現在飼育している鶏はボリスブラウン種という品種で赤い卵を生みます。学校の卵はとてもおいしいと評判です。

母豚の名前募集中!!

みなさんこんにちは。畜産科学科中家畜部です。先週生まれた子豚たちもだいぶ大きくなって、全頭箱の中に収まらなくなり、外にはみ出しています。

今日はその子豚以外の豚についても様子をお伝えします。

まず、今年の2月2日に学校に来た46号(バークシャー種)です。4月15日に初の交配が出来たので、もし妊娠していれば8月の上旬に分娩予定となります。この豚は、番号だけでまだ名前がついていないので生徒のみなさんから募集したいと思います。

次に肥育豚舎の1室にいる肥育豚です。昨年の11月生まれの5ヵ月齢。体重は約90㎏になって出荷までもう少しとなりました。さてここで問題です。豚の妊娠期間は何日ですか。また妊娠を確認する方法はどんなものがありますか。

園芸科学科 畑の準備

園芸科学科も、これからたくさんの野菜を栽培する圃場(ほじょう;作物を栽培する田畑のこと)の準備をしていきます。

土の状態も非常によく、短時間で準備ができそうです。

グラウンド側に土が寄って高くなっているので、トラクターを使って圃場全体を整地しました。

あとは、必要な畝の本数に合わせてトタクターで耕うんしていきます。

この圃場は、一年を通して様々な野菜を栽培しており土がとてもフカフカでした!

最後に管理機を使って、溝を跳ね上げて畝を作っていきました。

これからの栽培が楽しみです!