転退任式〜先生方ありがとうございました〜

令和5年4月14日(金)

今日の5・6校時、昨年度末の人事異動で本校から転出された先生方をお迎えしての「転退任式」を行実施したところ、お忙しい中、鳥岡剛之先生・長谷川久展先生・片山大助先生がお越しくださいました。

まず、教頭先生から、転・退任された先生方の紹介があり、続いて生徒会長によるお別れの挨拶、そして花束の贈呈が行われました。
続いて、転退任された先生方から挨拶をいただきました。3人の先生方のお言葉の共通キーワードは「当たり前じゃない事を当たり前にやっている素晴らしさ」でした。

鳥岡先生からは、「高農では、放課後や専門の授業で、当たり前に生徒の皆さんの『実習服』姿を見ていたけれど、赴任先の学校ではほとんど見ることがない。実習服に袖を通し、それぞれの専門の実習に真剣に取り組んでいる姿こそ、高農生が自信を持てる学びの姿だ・・・」

長谷川先生は、赴任先の高校で聞かれた「高農生」の印象を話してくださいました。

【高農生の印象1】うちの高校(赴任先の高校)で『実習』といえば、当番等が決められて行われるものだが、高農生たちの多くは、放課後など自分が決められた日でなくても自主的に取り組んでいる姿を見聞きする。【高農生の印象2】県下の農業高校をリードする研究活動などに生徒たちが熱心に取り組んでいる。どちらの姿も、高農生から見ると、「当たり前の姿」ですが、これも一般的にはあたり前ではなない姿なんです。

最後に、片山先生は赴任先の高校の様子から話してくださいました。校地がかわり、新しく学科が作られている学校で、施設はできていてもその中のものはこれからという状態。私達は実習棟や農場に行けば施設設備も教材も整っていて、当たり前のように実習を行っているけれど、この当たり前がいかに尊いものなのかを伝えてくださいました。
どの先生のお言葉にも、高農生に対する愛情があふれたものでした。ありがとうございました。先生方もお体に気をつけて、新天地で頑張ってください。