農業土木科2年 UAV(ドローン)概論

高松農業高校の農業土木科ではUAV(ドローン)で撮影した航空写真をデータ処理して行う測量について学びます。2年生になると航空法をはじめとする法律やルールについて学習し、安全に飛行させるための条件や対策等についても学びます。UAVは近年、様々な業界で活用される場面が増えてきており、農業の分野も例外ではありません。利用者の増加に伴い、UAVが関係する事件や事故も増加し、航空法等の法律も目まぐるしく改正されています。法に触れる行為や、事故を防ぐためにも、確認テストを交えながらしっかりと学んでいきます。

理論学習の後は、いよいよUAVの操作技術が身につくよう実技に取り組んでいきますよ!

植栽実習に行ってきました

6月7日(水)総合実習の時間を利用して、おもちゃ王国での植栽実習に草花専攻3年生10名がいってきました。縁あっておもちゃ王国での植栽実習は令和3年度からスタートし、今年で3年目になりました。この実習ではおもちゃ王国入口の花時計、その周辺、園内のライン花壇の植栽を6月と11月の2回植え替えを行います。

使用する草花は3月に学校で種をまいて栽培していたもので、この日はペチュニア、サルビア・コクシネア、トレニア、ガザニアなど7種類約500ポットを使用しました。専攻生は事前に考えたデザインをもとにテキパキとした動きで苗を植えていきました。おもちゃ王国に来場した方に少しでも楽しんでいただけるよう、くつろいで楽しんでいただけるようにという思いを込めて実習を行いました。機会があればぜひ御覧ください。

花き市場フェアに参加してきました

6月3日(土)に岡山市花き市場で開催された花き市場フェアに参加してきました。本校からは2年生の草花専攻生4名が参加し、草花苗等をブースで販売する実習を行いました。花き市場ということで、本校以外にも多くの草花販売ブースがあり、多くのお客でにぎわいました。参加した専攻生は販売での接客を体験するとともに、花に関わる多くの商品の見学をとおして知識、経験を深めることができました。

フラワーアレンジメント競技に参加しました

6月2日(金)井原高校を会場に農業クラブ連盟主催のフラワーアレンジメント競技県大会が開催されました。この大会は県内の農業関係高校から各校の代表者が集まり、フラワーアレンジメントに関する基礎的な知識を問うとともに、指示された内容に従い作品(花束・リボン)の制作を行います。制作した作品は日本フラワーデザイナー協会の方に審査していただき、作品点、フラワーアレンジメントに関する知識点、技能点で合計点を競います。成績上位者2名は、10月に福井県で行われる産業教育フェアのフラワーアレンジメント競技に岡山県代表として参加することができます。本校からは草花専攻生の小田さんと原田くんが参加してきました。

審査の結果、本校出場者二名とも優秀賞(5位以内)を受賞することができました。更に小田さんは全国大会への出場権も獲得しました。大会に向けて練習した成果がでたようです。

農業土木科1年 測量実習の様子

高校生になって2ヶ月が過ぎ、専門的な実習が始まっています。一年生では平板測量・水準測量・角測量の3つを学びます。初めて見る測量器具の名称を覚えたり、据え付け方法をしっかりと身につけていきます。それぞれの測量では、使用する器具や用途が違うので、覚えるのが大変ですが、繰り返しやることで全員出来るようになっていきます。

こちらは水準測量の様子です。レベルの据え付け方を学び、標尺に照準を合わせるところまで出来るようになりました。今度はいよいよ測定値を読み取ります。誤差の少ない、正確な測量ができるようになるよう頑張っていきます!!!

真庭見学研修②~スーパーエンバイロメント研究開発事業

6月2日(土)

 スーパーエンバイロメント研究開発事業による1泊2日の研修、2日目は「バイオマスタウン真庭」の見学研修を行いました。生憎の雨模様となりましたが、心配した警報発令もなく傘をさして見学も予定通り行うことができました。山林の多い真庭市の特徴を生かしての木材を使った取り組みや、バイオ液肥の製造など、多くのことを学ぶことができました。また、地域の食材を味わうこともできました。畜ふんのペレット化によるエネルギーやマテリアル活用に取り組んできている中での有意義な見学研修となりました。

真庭見学研修①~スーパーエンバイロメント研究開発事業

6月1日(木)

 スーパーエンバイロメント研究開発事業による見学研修に行きました。本日から1泊2日で真庭市での研修です。畜産科学科3年生の小家畜専攻生と実験動物専攻生を中心とした24名が参加しました。1日目の今日は、午前中に真庭市蒜山にある中国四国酪農大学校で研修を行いました。大学校の概要説明を受けた後、蒜山地域の循環型農業や畜糞の処理についての講義を受けました。講義後には大学校の牛舎や畜ふん処理関係施設の見学を行いました。

 

 午後からは、蒜山たい肥センターでの見学研修を行いました。大型の堆肥化施設を見学し、施設の大きさに驚くと共に、遠く滋賀県の競走馬育成牧場から大型トラックで運ばれてくる資材があるとの説明にも驚きました。とても有意義な研修になりました。

 今日は真庭市に宿泊し、明日朝から2日目の研修です。

園芸科学科ニュース

園芸科学科の課題研究風景

草花専攻🌹

草花専攻室では課題研究で草花を植える容器作りをしているグループがいました。プラスチック製の容器を型に使って自分の好きな形にアレンジしています。今回は風船を型に使用しての容器作りです🎈(写真左)。固まる砂利という市販のものを使いそれをふるいにかけ砂利と砂に分けます。分けた砂と水を使って容器のもととなる物を作り、風船の形にあわせてつけていきます(写真真ん中)。半日ほどで固まるのでできた容器の中にハイドロカルチャー(軽量で扱いやすく保水性に優れた用土)を入れ完成です(写真右)。

セラピー専攻🌿

セラピー専攻室では、マスクスプレーの開発をしているグループが、ラベンダー抽出のために茎と葉を仕分ける作業を行っていました。茎が残っていると乾燥しにくいためこの作業を行っています!マスクスプレーを作る工程は、ラベンダーを抽出することで採取できるオイルとウォッカ(アルコール)を混ぜ合わせて作るそうです。ラベンダーは農場職員室前の花壇に植えているものを収穫しました。試作で作ったマスクスプレーはアルコールの匂いが強いものもあっけど、いい匂いがするものも作れていました。完成が楽しみです。

果樹専攻🍇

ブドウの花が終わり、ブドウの果粒(実)がはっきりとわかるくらい成長してきました(写真左)。ガラス温室では、ブドウ・シャインマスカットの二回目のジベレリン処理を行っていました。二回目のジベレリン処理は果粒の肥大効果をもたらします。果実も順調に育っていて収穫が楽しみです。ブドウ・高妻も同様にジベレリン処理を行いました。

今年は、果樹専攻の私達が園芸科学科の紹介を兼ねて課題研究の取材を行っています。どのように質問すればいいのか写りはどうかなどを気にしながら取材をしています。自分たちがしている実習内容を詳しく相手に伝えたり楽しそうだと思ってもらえるように頑張っています!

写真・文 鳴本