畜産科学科(実験動物専攻)ではハムスターを飼育しています。
飼育管理中に背中から腰にかけての部位に皮膚の異常を発見しました。早速治療剤を塗布。多分2・3日で完治すると思います。動物の健康チェックは大切です。
畜産科学科(実験動物専攻)ではハムスターを飼育しています。
飼育管理中に背中から腰にかけての部位に皮膚の異常を発見しました。早速治療剤を塗布。多分2・3日で完治すると思います。動物の健康チェックは大切です。
受精卵の採取を行った91号牛(キャリー号)に人工授精の準備中です。
14日に人工授精を行う予定で準備をしています。
4月30日に受精卵の採取を行い採卵後にホルモン処理をしました。
牛の膣内にシダー(黄体ホルモン、プロゲステロン剤を浸み込ませている繁殖機材)を挿入し12日目にシダーを抜くことで2日後に発情をおこす方法で人工授精をする予定です。
無事種付けができ受精すると280日後に本校で最高な優秀牛の誕生です。
みなさんこんにちは。畜産科学科中家畜部です。
5月11日は子豚が生まれて約3週間目ですので、体重測定を実施しました。以前の子豚の写真と比べると大きくなったことが分かります。目標体重は約5~7㎏ですが、大きい豚は8㎏以上になっていました。このまま順調に木曜日の離乳を迎えたいと思います。さてここで問題です。離乳時には、子豚をどれだけ上手に育てたかを表す離乳率を出しますが、これの計算方法と目標値はいくらでしょうか。
前回の答え→分娩のサイン(兆候)として、①乳の分泌②エサを食べない③巣作り行動(床を鼻で擦る)などがあります。
※登校日に豚舎まで豚の様子を見に来てくれた専攻生のみなさん、予定していた写真は都合により使えませんでした。
有機専攻では、種籾(たねもみ:稲の種子)の消毒を行いました。
お米の品種は「にこまる」です。
有機無農薬栽培では化学肥料や農薬が使用できないため、温湯種子消毒(おんとうしゅししょうどく)という方法で消毒を行います。(薬品を使用した種子消毒:農業科学科 作物専攻 4/21)
温湯種子消毒は58℃のお湯に15分間、種籾を浸します。
ストーブの上にお湯を張った鍋を置いて、温度が一定になるようにかき混ぜながら種籾を浸しました。
10㎏の種籾を約3㎏に分けて消毒を行い、合計で約45分間ストーブに当たる過酷な実習となりました。(外気温23℃)
お湯に浸した後は、すぐに水に入れて種籾の温度を下げます。
このまま、水換えを行いながら浸種(しんしゅ:種籾に水分を吸収させること)、催芽(さいが:稲の芽を出させること)を行います。
芽が出そろったらいよいよ播種をします。播種の予定日は5月14日(木)です。
作物専攻では夏季のミネラル補給としてスイカを栽培しています。
今年から始めた、空中栽培(くうちゅうさいばい:ツルを上に伸ばしながら管理する方法)でたくさん収穫することができるでしょうか!
空中栽培に取り組むとともに、「コンパニオンプランツ」としてマリーゴールドを植え付けます。
コンパニオンプランツとは…
植物には、それぞれ集まりやすい特定の虫があり、出やすい病気なども異なります。こうした特性を利用して、違う種類の植物を一緒に栽培することで、病害虫を抑えたり生長を助けるといった、良い影響が出る組合せを「コンパニオンプランツ(共生植物)」と言います。
マリーゴールドには以下の効果があります。
・臭いによるアブラムシ類の飛来防止
・マリーゴールドに含まれる物質の効果でセンチュウ被害の抑制
野菜専攻から大玉と小玉の苗を、そして園芸科学科の草花専攻からマリーゴールドの苗いただき植え付けていきます。
スイカは株間(かぶま:株と株との間)100㎝
マリーゴールドはスイカ2株につき1株で植えます。
マルチカッターを使いマルチに穴を開け、移植ごてを使い植え付ける穴を掘ります。
土や根を崩さないよう苗を取り出し植え付けます。
ツルが真上に伸びるよう、ネットにツルが向くよう調節します。
植え付け後はマルチカッターで開けた縁が風でバタつかないよう周りの土で押さえます。
こうすることで風で動いたマルチから植物を守ります。
マリーゴールドも同様に植え付け、最後にたっぷりと潅水(かんすい:水やり)します。
今後はツルの動きをよく観察しながら管理していきます。
たくさん収穫できるといいですね!
新型コロナウイルスの影響でどの部活動も活動禁止となっています。毎日のように和太鼓の音と、打ち手(部員)たちの元気な声が響き、熱気に満ちていた太鼓道場も音の無い状態がずっと続いています。寂しそうな太鼓たち・・・。でも今は我慢の時。打倒、コロナ。部活動が再開となる日まで、太鼓道場は打ち手(部員)たちを、そして新入部員を待っています。
前回の「きぬむすめ」に引き続き、今日は「ヒノヒカリ」を水に浸け芽出し(めだし:種から芽を出させること)をしていきます。
※金曜日に予定した種まきは、悪天候のため木曜日に変更しました。
前回同様にネットに入った種をたっぷりの水に浸け、2~3日水を変えながら管理していきます。
芽の状態を確認しながら引き上げていきます。
今日はいよいよ「きぬむすめ」の籾播き(もみまき:稲の種まき)です。
種は5月5日に水に浸け、芽出し(めだし:種から芽を出させ、揃いをよくする)をしています。前日に引き上げ綺麗な鳩胸(はとむね;水を十分含んで膨らんだ)状態になりました。
これを電動の播種機(はしゅき:種をまく機械)で播いていきます。
苗箱をセットし 床土→水やり→種まき→覆土 の順で一連の工程を流れ作業で行います。
農業教員指導のもと土や種、流れを説明し準備していきます。(生徒役は誰かな?)
機械を止めないよう各自の役割を十分に理解し苗箱を流していきます。
最初は機械の動きに戸惑っていましたが慣れるとスムーズに行えます。
苗箱が完成すると次は前回準備した苗代(なわしろ:苗を育てる所)に運び、センターに綱を張って基準を決め並べていきます。
箱の扱いに気を付けながら丁寧に並べていきます。
並べた後は温度を確保するためトンネルを設置します。
支柱でアーチを作り、白色のトンネルを掛け保温していきます。
トンネル完成後は実際に水を流し、管理していきます。
苗箱の腰ぐらいの高さまで水が来るよう調整しそれ以上の水は外へ流れるよう調整します。
今後は、温度と水切らさないよう天候に合わせて管理していきます。
※実習後は『農業高校レストラン』さんのお弁当で昼食をしました。
各校や地域の食材を生かした献立で、皆さんおいしくいただきました!
園芸科学科では「農業と環境」の授業の中でイチゴの学習、栽培を行っています。1年間かけて管理したイチゴがとうとう実りました。登校日に来た2年生に収穫をしてもらい、家庭に持ち帰り試食をしてもらいました。ほかにもトマト、白菜、トウモロコシも栽培しました。どれも自分で手をかけた作物はまた違った味のようでした。
01号牛に分娩徴候(ぶんべんちょうこう)が見られます。分娩予定日は、5月27日なんですが・・・。
黒毛和種を人工授精で種付けしています。この場合一般的には、分娩が遅れるのですが、連休前の牛の状態と比べると明らかに分娩が早まりそうです。
分娩が近づいたことを見わけるポイントは、
①尾根部(びこんぶ)の付け根のじん帯が緩む。
②外陰部(がいいんぶ)が緩み粘液が出始める。
③乳房が張ってくる。
④平熱より体温が0.5~1.0℃低下する。
この4点がそろうと分娩がいよいよ間近!ということになります。