分娩室に空きがありません。

みなさんこんにちは。畜産科学科中家畜部です。

生まれた子豚も今日で19日目です。だいぶ大きくなりましたが、母豚と一緒に居られるのもあと1週間程となり、5月14日には離乳の予定です。

写真を見るとわかると思いますが、子豚の耳に番号札(耳標)がついています。背中の番号はすぐ消えてしまうので、少し痛みを伴いますが個体管理をするうえで大切な作業となります。

あと、母豚の45号が分娩室に入りました。分娩予定日は5月14日(金)です。この豚は初めての分娩(初産)になります。トラブルがないようにしっかり管理をしていきます。さてここで問題です。分娩がいよいよ始まるサインとして、いくつかの兆候がありますが、それはどんなことですか。

前回の答え→繁殖豚の適温(室温)は約18℃(15~22℃)

農業科学科(起業専攻)

ゴールデンウイークが明けて、ほ場の様子を見に行くとリーフレタス(播種日:4月21日)が発芽にばらつきがあるものの順調に成長していました。

3号ハウスの畝をトラクタで耕うんをした後、歩行用トラクタ(一般に耕うん機または管理機と呼ぶ)でうね立てを行いました。

3号ハウスにはリーフレタスのほかオクラコマツナインゲンを栽培する予定です。

高農メールNo.R2-9

令和2年5月8日(金)

■【3年生進路説明会実施のお知らせ】
・臨時休業期間延長にともない、5/16(土)に予定していた3年生保護者対象の「進路説明会」を中止することとなりました。しかしながら、進路決定に向けて重要なことがらがありますので、今回はWeb会議による説明会を次のとおり開催いたします。詳細は、5/11(月)からの生徒登校日に関係文書を配付しますので、ご確認のうえ、よろしくお願いします。
なお、Web会議は、Web会議アプリ「Zoom」を利用して行います。参加方法は、配付資料に掲載していますので、各ご家庭で設定等をお願いします。
〈開催日時〉
・進学説明会…5月16日(土) 進学や奨学金に関する説明です。
A科9:00~9:40
H科10:00~10:40
Z科11:00~11:40
E科13:00~13:40
F科14:00~14:40
・就職説明会…5月23日(土) 就職に関する説明です。
A科9:00~9:40
H科10:00~10:40
Z科11:00~11:40
E科13:00~13:40
F科14:00~14:40

農業科学科 2年生 「選択作物」 ジャガイモ4品種の様子

本日5月7日(月)のジャガイモ4品種の様子です。

インカルージュ以外の3品種は花がつき始めました。上から順に男爵薯、アンデス赤、メークインの蕾です。一般に、地上部の「着蕾」(ちゃくらい)が始まると、地下部では「塊茎」(かいけい=いも)の形成が始まるといわれます。

農業科学科 1年生 「農業と環境」 スイートコーンの様子

4月30日(木)に始まった「出芽」から、本日5月7日(月)までのスイートコーンの様子を写真で追ってみましょう。

上から順に4月30日(木)幼葉しょう出芽、5月1日(金)第1葉展開はじめ、5月5日(火)第2葉展開、5月7日(木)第3葉展開 と生育が進んでいます。ここまでは種子の胚乳の養分で成長しますが、第3葉~第4葉が展開する頃から徐々に自分自身の根で土から養分を吸収する成長に変わります。この時期を「離乳期 」(りにゅうき)といいます。人間の赤ちゃんに歯が生えてくるのと似てますね。

 

農業科学科(作物専攻)稲作編 苗代の入水準備

明日は、いよいよ「きぬむすめ」の籾播き(もみまき:稲の種まき)です。

苗代の水管理をスムーズに行うため給水ポンプを設置し準備していきます。

二股に分かれた塩ビパイプを設置し位置決めを行います。

足元が濡れないよう、先端にあるバルブ(水の入切するレバー)は土手の上にくるようにします。

ロープを使いゆっくりと降ろしながら、先ほどの塩ビパイプに連結させます。

連結後はロープを鉄パイプにくくり給水ポンプが落ちて流れていかないよう対策します。タイマー付きの電源に差し込みます。

タイマーを使い一定量の水がいきわたるようにします。これで土日の管理も楽になります。

水がきれいに浸透するよう再度溝を掘り、天をトンボで均(なら)します。

実際に水を通してみて異常がないか確認して準備完了です!

 

今日の園芸科学科草花専攻

6月に販売予定の花苗を生産中です。今日はセルトレイで発芽した苗をポットに植え替えました。天気も良く温室内は汗ばむ暑さとなりました。

いよいよ今週末の母の日を前に、販売用のカーネーションのラッピングを行い、販売準備ができました。例年であれば草花専攻生が実習で行いますが、今年は職員で行いました。一鉢800円で販売中です。

学校No1のスーパーカウより受精卵採取

本校No1のゲノミック評価(遺伝評価)で、全国約3万頭の中から812位の評価をしていただいた牛から受精卵を採取しました。

(畜産研究所、家畜保健衛生所のご協力大変ありがとうございます)

未経産牛(分娩をしたことのない牛)のバージンフラッシュ(種付け前の牛から受精卵を採取する)での実施です。

4月中旬からホルモン処理(過剰排卵処理;排卵が1個ではなく多くの卵子ができるような処理)をはじめ、14個中から凍結保存可能受精卵が10卵採取できました。

この受精卵が岡山の家畜改良に繋がればいいと思います。この牛には5月中旬には、種付けをする予定です。本校の牛の能力アップにつながり、優秀な牛群作成につながればと思います。

農業科学科(作物専攻)稲作編 種もみ浸水(芽出し)+α

いよいよ籾播き(もみまき:稲の種まき)の日付が近づいてきました。

今日は5月8日に播く「きぬむすめ」を水に浸水し芽出し(めだし:種から芽を出すこと)をしていきます。

水温を確保するためタルを日中、日の当たるところに置き袋ごとタルへ入れます。

水をたっぷりと加え、袋を上下に動かしながら種にしっかりと水を吸わせます。

これを種まきの2~3日前に行い、水を朝夕入れ替えます。

芽が出すぎると播種機(はしゅき:種を播く機械)に絡まりうまく播けなくなるため水揚げは種の状態を見て引き上げます。

一方、畑では…

先週に追肥・土寄せ(ついひ土を植物体に寄せること・ついひ:肥料を与えること)したジャガイモがゴールデンウィーク中の雨で肥料が溶け出し、大きくなっています。

1年生の「農業と環境」で播種したスイートコーンも出芽が目視で確認できるほど大きくなりました。すべて発芽をしているわけではないので登校日の観察できるといいですね!

農業科学科(作物専攻)稲作編 草刈り・除草剤散布

畔(あぜ:田んぼの通路・堺)の周辺も雑草が大きくなってきました。

雑草は害虫の住処になるため、刈払い機と除草剤を使い管理していきます。

除草剤はボトルに表記してある希釈倍率に従い、水に溶かしていきます。

希釈に使用した容器もきれいに洗いタンクに流していきます。

今回は散布面積も多く、学校から離れているため20Lのポリタンクに水をため現地でも作成できるようにします。

通路は刈払い機を使い刈り取っていきます。学校の田んぼはシロツメグサ(別名:クローバー)が多くよく絡まります。

斜面の雑草は機械では刈り取りにくいため除草剤を散布します。

散布は近隣の田んぼに注意しながら行わないといけません。

畔(あぜ:田んぼの通路・堺)管理も稲作の大切な仕事です。

天気や気候と相談しながら適期に行うようにしていきます。