陸上競技部冬期練習報告

 新年あけましておめでとうございます。陸上競技部です。11月末から始まった冬期練習も気づけば折り返し地点を過ぎ後半に突入しました。今年のテーマは「GET UP」とし学校や競技場だけでなく、近くの坂道や庚申山、さらには砂浜を利用するなど、様々な環境を利用しながら日々切磋琢磨しています。年末には卒業生も練習に参加してくれました。新シーズンが近づいているのでこれからも日々一生懸命練習に取り組んでいきたいと思います。

 最後になりましたが、本年も陸上競技部をよろしくお願いいたします。来シーズンこそはチームの目標である「インターハイで勝負」を実現していこうと思いますので応援よろしくお願いします。

ブドウのせん定作業始まりました

果樹栽培では多くの落葉果樹で冬の間に、その年に伸びた枝を切るせん定作業を行います。この日は1年生の総合実習の時間を利用して12名がブドウのせん定作業と、枝の片付けを行いました。本校のブドウは枝を短く切り戻す短梢せん定で栽培しており、今年伸びた枝の1芽だけを残して枝を切り取ります。生徒たちはせん定バサミを使って、残す芽を確認しながら作業をすすめていきました。作業内容は難しくはなかったようですが、どちらかといえば太い枝を切る握力が足りず苦労していたようです。また、せん定後は切った枝の片付けを全員で行いました。次年度のブドウ栽培の準備が少しずつすすんでいます。これからブドウだけでなく、モモなども順次せん定を行っていく予定です。

高農『研究発表会』Week②<園芸科学科>

令和5年1月19日(木)

 園芸科学科は、感染症対策を考えて本校「格技場」を会場に開催しました。体育科の全面協力の下、格技場に椅子を並べ、スクリーン・ワイヤレスマイクを設置すると簡易ホールの完成です。各所に消毒液を置き、換気も行いながらの開催でした。7名の保護者にも来校いただき(3年生保護者、事前申し込み制)発表を観ていただきました。

 園芸科学科では、果樹・草花・園芸セラピーの3つの専攻別にそれぞれ、1~3名の計18組が発表を行いました。発表後の質疑応答の時間では常に数名の手が大きく挙がり、色々な質問が出され、発表者は一つ一つ丁寧に回答していきました。園芸への熱い思いや意欲を強く感じさせられる発表会でした。

 発表を終えたばかりの2人の3年生にインタビューを行いました。答えてくれた、園芸科学科3年井上琴愛さん・香山笑子さんありがとうございました。

Q. 専門学習の総仕上げとも言える「課題研究」。一年間の取り組みを終え、後輩や保護者の前で発表を終えた感想を教えてください。

A. 一年間を通して「課題を決めて研究する」ということが初めてで、最初は何をしたらよいかと困ったんですけど、前年度の先輩方の研究を参考にしながら取り組みました。大変なこともたくさんありましたが、一緒に取り組む仲間たちと協力しながら良い研究ができて良かったです。今日の研究発表では緊張した中でしたが、大変だったことなども含めてしっかりと伝えられたのでとても良かったです。(香山笑子さん)

 この一年間課題研究を通して、長期休業中も登校して取り組むなど大変なこともあったんですけれど、実習場所の危険個所の改善(自身の課題研究のテーマ)などに取り組んできて、みんなが安全に実習ができるようになって、やりがいをとても感じました。今日の発表では、緊張して早口になった部分もあったけれど、一年間自分がやってきたことを精一杯伝えることができたので、良い研究発表会になりました。(井上琴愛さん) 

 園芸科学科の皆さんお疲れさまでした。2年生はこれから自身の課題研究のスタートです。きっと「あんなことをしてみたい」とか「こんなことができるのではないか?」など胸が高鳴っていることでしょう。

 

高農『研究発表会』Week①<食品科学科>

1月17日(火)・18日(水)

1月第3週、今年も高農『研究発表会』weekがスタートしました。それぞれの学科別に3年生の課題研究を中心に研究発表を行うものです。

まずは、食品科学科が2日間の日程で、岡山県天神山文化プラザを会場に開催しました。食品科学科1年生から3年生まで全員が集まり、3年生の課題研究発表会が行われました。

いつもの学校とは違う会場で、ゆったりとしたホールの壇上で順番に発表。質疑応答では、何人もの人から手が挙がり、活発な意見交換が行われました。
受付や司会進行、そして裏方の音響まですべて生徒の手で行われていました。発表者の皆さん、そして運営担当の皆さんお疲れさまでした。
昼食時間、発表を終えた5人(石原まりんさん・亀井佳奈さん・福武美里さん・坂井彩芽さん・坂川由依さん)から、食品科学科の発表会について聞くことができました。
 『食品科学科では、1人1課題で研究に取り組みました。テーマの設定は、2年生の時に3年生の先輩の発表を聞き、そこから自分自身のテーマを考えていきます。大きくは、食品科学科の専門学習の4本柱となる、【食品化学・製菓製パン・微生物利用・農産加工】に分かれます。それぞれに担当の先生が付いてくださることから、先生への信頼と愛着をもって先生の名前を冠した〇〇班と呼んでいます。課題設定から計画・実施・まとめ・発表と1年間の活動は大変でしたが、高農食品科学科での学習の集大成という意識をもって取り組みました。こうして大きな舞台で発表できて嬉しく思うと共に、是非後輩達に続いてほしいと思っています。私たちはもうすぐ卒業し、それぞれに進路は異なりますが、次の道を切り開くことができ、充実した3年でした。』(石原・亀井・福武・坂井・坂川)