学校農業クラブ校内プロジェクト発表会を開催しました。

12月16日(金)

学校農業クラブ活動の一つ、「校内プロジェクト発表会」を開催しました。今年も、感染症防止対策の為、発表者と運営係のみが体育館で行い、全校生徒は各クラスでのオンライン配信にて参加しました。

各学科それぞれ1~2題の演題がエントリーされ、合計7演題の発表となりました。それぞれに学科の学習の特徴を生かした取り組みの発表でした。聴衆の全校生徒の皆さんも、日々学んでいる自分の学科以外の取り組みを見ることができ、とても良い学習になったのではないでしょうか。

本大会は、来年度(令和5年度)の県大会予選も兼ねています。本日発表した7チームの中から、上位3チームが県大会へと進みます。発表者の皆さん、お疲れさまでした。そして、いずれも素晴らしい発表でした。

近畿測量専門学校の方々、2日間ありがとうございました!

12月14日、15日の二日間、近畿測量専門学校の方々による外部講師による授業が行われました。

1日目は1年生対象に、トータルステーションを用いた距離測量について学びました。トータルステーションとは角度と距離を同時に測定できるものです。これを使いチーム戦でソフトボール投げを行い、飛距離の測定をしました。楽しみながらトータルステーションの使い方を学びました。

15日は2年生対象に電子レベルを用いた精密水準測量について学びました。電子レベルとはバーコードの標尺を用いて、高さ、距離の読み取りが自動的にされるものです。実際にこの機械を使い、校内で測量を行いました。自動読み取りで誤差が出にくいとされていますが、初めて扱うものでなかなかスムーズに測量することができませんでしたが、終盤は誤差も少なくスムーズに進めることができました。

2日間貴重な体験をさせてくださり本当にありがとうございました。また専門学校の紹介もしていただき進路の参考にすることができました。

花壇の植え替え実習

この日は草花専攻3年生9名が、学校から備中高松駅まので間に設置されている花壇の植え替えを行いました。これらの花壇は、数年前から通学路でもある駅から学校までの路傍に設置され、本校が管理を担ってきました。全部で6ヶ所の花壇に、パンジー、ビオラ、ハボタン、キンセンカ、キンギョソウなどを1時間半かけて植えました。何度目かの植栽実習ということもあり、専攻生は手慣れた手つきでどんどん花壇を装飾していました。

また、別の日にはなりますが本校近隣の済生会吉備病院の花壇の植え替えを行いました。駐車場の側にあり、道路や駐車場からよく見えます。パンジーやビオラなどの苗苗を植えてきれいに整備できました。

学年別ソフトバレーボール大会(3学年)

12月14日(水)

今週月曜日から3日間にわたって学年別で開催された「学年別ソフトバレーボール大会」も本日が最終日。とても寒い朝となり、風も強く、なかなか気温も上がらなかったけれど、その寒さを吹き飛ばすような元気な歓声に包まれた体育館でした。白熱した試合も多く、残り時間あと数秒という中での大逆転勝利もありました。

3日間(3学年)ともに、大きなけが人もなく、無事に終えることができました。体育委員会の皆さん。体育科の先生、各学年団の先生。そして全学年生徒の皆さん、先生方、お疲れさまでした。

3年生の学科別対抗戦成績は次の通り。第1位:畜産科学科 第2位:食品科学科 第3位:園芸科学科

学年別ソフトバレーボール大会(2年生)

12月13日(火)

昨日から始まった、学年別ソフトバレーボール大会。本日は2年生。

昨夜の雨も上がり、太陽は顔を見せましたが寒厳しい体育館となりました。怪我のないように十分に準備運動をした後、学科対抗で行われました。感染対策・防寒具の使用・水分補給など、決められたルールをしっかりと守り、楽しい球技大会となりました。お疲れさまでした。

<結果> 第1位:農業土木科・第2位:食品科学科・第3位:園芸科学科

学年別ソフトバレーボール大会開催(1年生)

12月12日(月)

2学期期末考査も終わりホット一息。2学期末とともに令和4年もあと僅かとなってきました。そんな中、寒さに負けず「学年別ソフトバレーボール大会」を本日より3日間で開催します。目的は、学年・クラス間の親睦を深める事と体育の授業成果です。みんな怪我のないように、楽しい大会にしてほしいと思います。

初日は1年生。朝のホームルーム後体育館に集合し、開会行事に続いて学科対抗で行われました。手指消毒や出入りの一方通行など感染対策を十分にとった上での開催で少し不自由な部分もありましたが、久しぶりに体育館が歓声につつまれました。

<成績>第1位:農業科学科 第2位:食品科学科 第3位園芸科学科 でした。

寄植え交流会

この日は草花専攻3年生9名が本校近隣の加茂幼稚園の園児8名と草花苗を使った鉢植え制作をとおして交流してきました。最初にペアを決め、自己紹介を行いました。最初はどちらも少し恥ずかしそうな場面もありましたが、すぐに楽しそうに活動していました。

鉢植え制作は、専攻生が育てた色とりどりのパンジーやビオラの中から園児が好きなものを選び、一緒に植えていきました。専攻生にとっては普段自分たちが学んでいることが活かせるよい機会となりました。

また、うまくお兄さん、お姉さん役をこなしていたようで、とても良い経験になりました。制作した鉢植えは、そのまま園内に飾られ、卒園式の時に園児が持ち帰るそうです。

キウイもつくっています

この日は2年生の果樹専攻生がキウイフルーツの収穫を行いました。本校では「香緑」という品種のグリーンキウイを栽培しています。今年は余分な果実を小さい時にまびく摘果作業が不十分であったため、果実はたくさん実っていますが全体的に小さい果実が多い印象でした。初めてキウイの収穫をするという専攻生も多かったですが、キウイは棚に枝をはわせるため果実の実る位置が高く、足場を利用するなど工夫して収穫を行いました。

この日は約40kgのキウイを収穫しました。収穫後すぐは果実が硬くて食べられないため「追熟」という処理をしてから利用します。本校でも追熟処理をして生食だけでなくジャム等に加工して利用する予定です。

山陽新聞社シンポジウムに参加しました。

令和4年11月23日(水)

山陽新聞社主催の連続シンポジウム「SDGs地域課題を探る 第4回未来につなぐ食と農」が山陽新聞社さん太ホールで開催されました。SDGsネットワーク岡山会長の石原達也さん・山陽新聞社論説主幹の岡山一郎さんをコーディネーターに、3名のパネラー(有限会社エーアンドエス社長の大平貴之さん、岡山農業女子(株)HAPPY FARM plus Rの中村妃佐子さん、岡山大学名誉教授の小松泰信さん)に日本の食と農について発表ディスカッションが行われました。

本校からは、司会を畜産科学科2年鈴木真歩さんが勤め、畜産科学科3年小梶一夏さん・畜産科学科2年梅井優人さん・岡明里さん・井上奈々さん・大角彩音さんが研究成果の発表を行いました。

日本の食料事情の厳しさを知る一方で、岡山県で最先端の農業や若い女性の方々が楽しく農業をされている話を聞き、農業を学ぶすばらしさや大切さを実感した時間でした。また、「これからの食と農を守るためにも農業高校に期待している」・「普通科高校での学習もいいけれど、こんな取り組みもできる農業高校の学びは素晴らしい」との声をいただきました。